*USSR RGD-5破片手榴弾 / СССР РГД-5 Наступательная ручная граната
#ref(RGD5.jpg,center,nolink,50%,RGD5)
|全長|直径|重量|炸薬|炸薬重量|遅延時間|製造国|h
|117mm|58mm|310g|TNT|110g|3.2〜4秒|ソビエト|

 RGD-5は第二次世界大戦後の1950年代に[[ソ連>USSR]]で開発された、[[デグチャレフ軽機関銃>USSR DP]]を開発したデグチャレフ中将の設計による[[手榴弾]]。
 破片手榴弾(Fragment Grenade)と呼ばれるタイプで、弾殻は鋳鉄製で上面半分と下面半分をライナーでつなぎ合わせている。爆発時は約350個の破片を周辺へばら撒き、敵を殺傷する。
 アメリカの[[Mk.II>US MkII手榴弾]]や[[M26/M61>US M61破片手榴弾]]のように、安全ピンを抜いたのち、レバーが外れると信管が働く仕組みだが、ピンに対するレバーの向きは、前述のそれらとは逆となっている。
 50年代から現代にかけてソ連(ロシア)軍で使われ、ブルガリアや中国(タイプ59など)でコピー生産されたため、その数はいまだ未知数。紛争地域で見かけることが多い。
 平均的な男性兵士で投擲距離は35〜45mほどとなり、殺傷半径は約15m。

 なお、2005年5月10日にトビリシでジョージ·W·ブッシュ大統領の演説中にRGD-5が投げられるという事件が起きたが、幸いにも爆発せず、犯人は逮捕された。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[キャット・シット・ワン エイティー>キャット・シット・ワン]]|−|−|項目参照|
|[[タフ>高校鉄拳伝タフ]]|−|−|項目参照|
|[[メタルギアソリッド3]]|−|−|項目参照|
|[[ロード・オブ・ウォー]]|−|−|項目参照|
|六機の特殊 警視庁特殊部隊|小説|川口 聖司|−|
|[[若き勇者たち]]|−|−|項目参照|

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