USSR RGD-5破片手榴弾 / СССР РГД-5 Наступательная ручная граната

RGD5
全長直径重量炸薬炸薬重量遅延時間製造国
117mm58mm310gTNT110g3.2〜4秒ソビエト

 第二次世界大戦後の1950年代にソ連で開発された手榴弾。破片手榴弾(Fragment Grenade)と呼ばれるタイプで、弾殻は鋳鉄製で上面半分と下面半分をライナーでつなぎ合わせている。爆発時は約350個の破片を周辺へばら撒き、敵を殺傷する。
 アメリカのMk.IIM26/M61のように、安全ピンを抜いたのち、レバーが外れると信管が働く仕組みだが、ピンに対するレバーの向きは、前述のそれらとは逆となっている。
 50年代から現代にかけてソ連(ロシア)軍で使われ、ブルガリアや中国(タイプ59など)でコピー生産されたため、その数はいまだ未知数。紛争地域で見かけることが多い。
 平均的な男性兵士で投擲距離は35〜45mほどとなり、殺傷半径は約15m。

 なお、2005年5月10日にトビリシでジョージ·W·ブッシュ大統領の演説中にRGD-5が投げられるという事件が起きたが、幸いにも爆発せず、犯人は逮捕された。

登場作品ジャンル使用者備考
キャット・シット・ワン エイティー項目参照
スパイの歩き方項目参照
スペシャルフォース項目参照
タフ項目参照
ブラック・ラグーン項目参照
メタルギアソリッド3項目参照
メタルギアソリッド ポータブル・オプス項目参照
ロード・オブ・ウォー項目参照
六機の特殊 警視庁特殊部隊小説川口 聖司
若き勇者たち項目参照

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最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 他のロシア兵器が通例的に設計者名で終わっているせいか、なんか英語圏でも誤解されてるっぽいですね。(ロシア語ちゃんと描いてあるのに無理やりデグチャレフって読んでる記事もあるし・・・)  -- 2013-01-11 (金) 20:53:44
  • まぁ誰が設計したとも特に文献が見当たらないので、早期の設計でデグチャレフ氏が関与していた可能性は否定できませんが、AKや7.62x39mm弾同様安価な設計で世界中に普及したことを考えると、彼の功績として挙げられていないのは奇妙ですしね・・・ -- 2013-01-11 (金) 20:56:17
  • 英露wikipediaではDはДистанционная(遠隔、遅延、延期?)らしいですが、本当はどうなのやら。そもそも5って何の5なんでしょうね。 -- 2013-01-11 (金) 21:26:30
  • これの後継種ってなにかありましたっけ? -- 2013-11-11 (月) 23:44:04
  • RGO・・・はフラグだったっけ? -- 2013-11-12 (火) 12:21:09
  • 戦場のヴァルキュリアは帝国兵が使用。 -- 2015-03-04 (水) 16:25:24
  • 戦場のヴァルキュリアはミヒャエルが使用。 -- 2015-03-21 (土) 19:47:18
  • 後継のRGOとRGNを追記。RGOはBF4に登場していますね。 -- 2016-07-12 (火) 01:01:52
  • ↑ソ連製の攻撃手榴弾がずっと気になってましたので、とても助かりました。ありがとうございます。 -- 2016-07-12 (火) 05:21:16
  • 後継のRGOとRGNのページを作成しようと思うのですが、それぞれ個別のページにするか、一まとめにするか、どっちが良いですかね?私個人としては弾殻しか変わらないので一まとめで良いと思うのですけど。 -- 2021-12-11 (土) 00:36:37
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