*USSR PSS / СССР ПСС  【自動拳銃】 
#ref(pss.gif,center,nolink,PSS)
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|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|170mm|850g|7.62x41mm  SP-4|6|ソビエト|
 PSS (Pistolet Spetsialnaya Samozaridnya ; 特殊自動拳銃)は、1980年代に当時の[[ソビエト連邦>USSR]]で開発された特殊消音[[自動拳銃]]である。
 [[サプレッサー>減音器]]を必要とせず消音効果を持つ珍しい拳銃の一つである。
 PSS (Pistolet Spetsialnaya Samozaridnya ; 特殊自動拳銃)は1980年代に、当時の[[ソビエト連邦>USSR]]で開発された特殊作戦用の消音[[自動拳銃]]である。
 
 撃発機構などは[[マカロフ>USSR マカロフ]]のそれを流用しており、作動は[[シンプルブローバック>ブローバック]]。形状こそ特異だが、銃自体は減音装置を内蔵しないただの自動拳銃である。また、[[マキシムサイレンサー>減音器]]の系譜にあるオーソドックスな銃口取り付けタイプのそれを用いるわけでもない。PSSのキモはその特殊な弾薬にある。
 
 PSSで使用される「SP-4」と名付けられた弾薬の外観は、ライフル弾の空薬莢そのものである。が、実際には弾頭が露出していないだけで、内部には円柱形の弾丸と炸薬、そしてピストンが挿入されている。
 通常、金属カートリッジ式の弾薬は炸薬の燃焼ガスが直接弾丸を押し出すが、SP-4ではこのピストンを介して、弾体を前進させる。しかし、ピストンは薬莢内から飛び出すことなく、前進し切ったあとは空薬莢の口を閉じるフタとなる。これによって発射ガスを封じ込め、発砲音の大半を占める発射ガスの衝撃音を抑制する仕組みだ。もちろん弾体そのものもソニックブームを発しない亜音速弾である。

 作動機構は[[マカロフ>USSR マカロフ]]拳銃をベースにした[[シンプルブローバック>ブローバック]]。 
 PSSで使用される「SP-4」弾薬は、ボトルネック薬莢に加えて通常の弾頭と炸薬の間にピストン板が挿入されており、このピストン板が蓋となってガスを漏らさないことでガスによる発砲音の発生を防ぐ仕組みとなっている。弾体そのものもソニックブームを発しない亜音速弾となっている。
 機構的にはベトナム戦争時代にアメリカ軍で試験された[[QSPR>消音効果のある回転式拳銃]]などとほぼ同等のものである。

 しかし当然ながら、これはバレル内でガスに加速されないため初速で大きく劣るという事であり、当然エネルギーも通常の弾薬よりはかなり小さい。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|STEINS;GATE 0|ゲーム|襲撃犯|−|
|[[SOCOM: U.S. Navy SEALs]]|−|−|項目参照|
|[[ジオブリーダーズ>ダイナマイトが百五拾屯 雑魚キャラコーナー]]|−|−|項目参照|
|[[メタルギアソリッド2]]|−|−|項目参照|
|[[メタルギアソリッド4]]|−|−|項目参照|
|[[ヤングガン・カルナバル]]|−|−|項目参照|
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