*USSR NRS / СССР Нож разведчика стреляющий 【仕込み銃式ナイフ(その他拳銃)】
#ref(http://mgdb.himitsukichi.com/pic/nowprint.jpg,center,nolink,NOW PRINTING)
|型式|全長|刃渡り|重量|口径|装弾数|発射形式|製造国|h
|6P25 NRS|280mm|158mm|322g|[[7.62mm×41 SP3>口径]]|1|S|ソビエト|
|NRS-2|~|~|~|[[7.62mm×41 SP4>口径]]|~|~|~|

 1970年代に当時のソ連軍で開発された特殊な「スカウトナイフ(または偵察要員用ナイフ)」の一種。NRSとは「Nozh Razvedchika Strelayushiy(射撃機能付きスカウトナイフ)」の略称で、英語圏ではシューティング・ナイフもしくはバリスティック・ナイフとも呼ばれる、仕込み銃式ナイフである。
 弾薬はナイフのグリップ後端から特殊な機具で装填し、グリップ内の仕込み銃は、柄尻から発砲するシングルシューターである。使用弾薬は[[PSS>USSR PSS]]用の7.62mm×41弾で、弾薬自体がサウンドサプレッサー機能をもつ特殊な弾薬である。
 SP弾は、マカロフ弾の半分以下の威力しかなく、NRSの仕込み銃は、ごくごく接近した状態での不意打ちを前提としたものである。シース(鞘)部分には、ノコ刃やワイヤーカッターが付属していて、一般的なサバイバルナイフのように使用することも出来る。ただ、グリップ内に特異な仕掛けを仕込んだ結果、ブレードとグリップとの接合部が小さくなってしまったため、壊れやすくなっているという。
 このように特殊なスカウトナイフであったことから、扱いに習熟した特殊部隊兵士の使用をを前提としていた。いまだに護身用や要人暗殺用にスペツナズ等では配備されているらしい。
 後に改良型で、弾薬をSP3からSP4に更新したNRS-2が開発されている。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[メタルギアソリッド2]]|−|−|項目参照|
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