US M26 MASS(Modular Accessory Shotgun System) 【散弾銃】

XM26
形態全長重量口径装弾数製造国
アンダーバレル装着時419mm1.22kg12ゲージ5/10アメリカ
スタンドアローン610mm(銃床伸長せず)1.90kg

 アメリカ軍の主力突撃銃、M16/M4シリーズのアンダーバレル・アタッチメントとして開発されたボルトアクション散弾銃
 試作時にはXM26 LSS(Lightweight Shotgun System)と呼ばれていたが、後にXナンバーが取れ、制式名称の「M26 MASS」となった。設計はダットサイトの製造で有名なC-MORE社が担当したが、製造はVertu Corporation社が行っている。

 1990年代後半、アメリカ陸軍兵士戦闘研究所(Soldier Battle Laboratory)にはM16やM4のアンダーバレル部に軽量な武器を取り付け、特殊スラッグ弾を用いたドアブリーチやバックショット弾を用いた近接戦闘、催涙弾等の非殺傷弾の使用を可能にして兵士の能力を拡張するという構想があった。なお、このアイデアの元となった1980年代のオリジナル案からはレミントン M870を使用したナイツ・アーマメント社のマスターキー・システムが誕生している。

 M26はこのマスターキーを基礎に発展させて設計された。弾倉は従来のチューブ式ではなく、着脱式のボックス型とされた。これは素早いリロードと弾種の変更を容易にするためである。排莢・次弾装填に用いるボルトハンドルは左右どちらにでも組替えができ、楽に操作できるよう比較的大きめに作られた。

 アンダーマウント用として開発された本銃だが、テレスコピックストックとピストルグリップ、ハンドガードのアタッチメントを装着すればM26のみ独立して運用できる。アイアンサイトの類は備えていないが、本体上部はピカティニーレールとなっているので各種照準機器の取り付けも可能である。

 2003年に、アフガニスタンに展開したアメリカ軍兵士に少数配備され、その後2008年5月に陸軍が3万5000挺の導入を発表している。

登場作品ジャンル使用者備考
24 -TWENTY FOUR-項目参照
アイアンマン項目参照
ザ・ワン項目参照
ターミネーター4項目参照
レインボーシックス項目参照

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最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • よく考えると、M26が正式な生産段階に入ったのは2011年のことなので、2007年時点では試験段階のXM26だったはずで、その時点では仕様が違ったのかも知れませんね。実地試験を通してマウント状態では至近距離に特化した運用に変更されたのかも知れません。 -- 2015-05-25 (月) 13:53:41
  • すぐ折れたりしそう… -- 2015-06-16 (火) 19:01:56
  • 銃身は折れないだろ ただ連射して銃身が熱を持つと分からん -- 2015-06-16 (火) 19:15:16
  • 折れるってボルトハンドルの事を言ってるんじゃなかろうか。まぁスチールの棒なんだから腕力程度でそう簡単には折れんだろう。 -- 2015-06-17 (水) 09:27:36
  • 普通に両手で構えるときは左手はどこに置くんだろうか。普段からずっとM26のトリガーの位置じゃちょっと下過ぎるような……。 -- 2015-08-09 (日) 20:17:35
  • M26のマガジン前方部に左手を添えるように持つのは見たことある -- 2015-08-09 (日) 20:57:27
  • こんなに軽いと、スタンドアローンで撃った時の反動が凄そう。 -- 2015-10-30 (金) 08:42:49
  • 実際の運用では分隊辺り何挺位配備されてるんでしょうか? -- 三流陸曹? 2015-10-31 (土) 08:36:51
  • アンダーレイルに装着するより単独で使用する動画が多いのはやはり利便性の問題ですか? -- 2018-07-01 (日) 03:30:28
  • マルイは早くコレをガスショットガンで良いから商品化してくれ
    エアショットガンでも可 -- 2018-07-01 (日) 20:04:54
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