SWAT(Special Weapon And Tactics):

 警察機関が、年々凶悪化する犯罪に対応するために設けた特殊部隊で、SWAT(Special Weapon And Tactics=直訳 特殊兵器と特殊戦術)の名の通り、一般警察官とは違った武器や装備を使い、さまざまな戦術で凶悪な事件を解決する。
 1970年代のLAPD(Los Angeles Police Department=ロサンゼルス市警)を皮切りに全米の警察機関のほか、FBIやDEA、ATFなどにも設けられた。
 また、アメリカ以外の世界各国(の警察機関など)にも同様の目的の部隊があることが多い。(日本では警視庁や道府県警のSITがこれに相当する。)
 警察関係の登場する洋画には必ずといっていいほど登場し、華麗に事件を解決するが、実際はSWATによる作戦はあくまでも最終的な手段であり、その前に犯人との(ネゴシエーターなどによる)交渉などがあることを忘れてはならない(たとえ凶悪犯であっても人命が最優先である)。

 装備としては、その性質上、市街地や建物内など至近距離での戦闘が多いためSMGや全長を切り詰めたショットガンなどの全長が短く制圧力の高いものが多い。(ただしSMGは防弾チョッキの普及により、より貫通力の高いライフルのカービンモデル(M4など)に替えるところが多くなってきているようだ。)
 他に、フラッシュライトや音響閃光手榴弾、特殊ゴム散弾などの犯人を殺さずに捕えるために非致死性の武器が使われることも多いようだ。

 またSWAT等の警察機関の特殊部隊は、大きい都市ほど予算が多く取れるため、都市によって装備が大きく異なる。大きな都市はMP5?M4などの高価で精度のいいものを使うことが出来るが、田舎の小さな都市ではUZI?などの安価なモデルを使うところもある。(極端な例として、犯人から押収したものを使うところもあるようだ。)また拳銃でも大きな都市は専用のカスタムモデルなどを使うところもあるが、小さな都市などでは通常の官給拳銃をそのまま使っている。

 警察機構の特殊部隊であり、実際には凶悪犯罪対処が主なのだが、対テロ作戦にも従事可能であり、欧州の名だたる対テロ部隊と何ら遜色はない実力であるか、それ以上であるようだ。
 ちなみにあのケイン・コスギもSWATの基本訓練に参加したようで、秘匿性のある部隊かと思いきや、情報公開にかなり積極的であり、隊員の素性を明かすことないものの、装備を全面公開するケースさえあるらしい。また、執筆活動を行う隊員もいるようで、戦闘用ナイフの紹介を専門誌に寄稿している者さえいるようだ。

組織拳銃狙撃銃短機関銃突撃銃散弾銃
FBIスプリングフィールド ビューローモデルM700?などMP10?コルト M4など
LAPDTLEカスタムII(不明 M700??)MP5A4?AR-15 M4M1スーパー90タクティカル
官給拳銃GMなどのカスタムモデルなどM700?などMP5?UZI?などコルト M4などソウドオフのショットガンなど
  1. ■SWAT出身の人物(実在)
    1. (資料なし)
  1. ■SWAT出身の人物(架空)
    1. 鳩村英次(西部警察・研修)
    2. T.J.マッケイブ(SWAT)
    3. クリス サンチェス(SWAT)
    4. ジム ストリート(SWAT)
    5. ダン “ホンドー” ハレルソン(SWAT)
    6. ディーコン “ディーク” ケイ(SWAT)
    7. マイケル ボクサー(SWAT)
    8. ミッチェル(ダイハード?
    9. リバース(ダイハード?

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