*SWAT(Special Weapon And Tactics): [#q4872ff7]

 警察機関が、年々凶悪化する犯罪に対応するために設けた特殊部隊で、SWAT(Special Weapon And Tactics=直訳 特殊兵器と特殊戦術)の名の通り、一般警察官とは違った武器や装備を使い、さまざまな戦術で凶悪な事件を解決する。
 1970年代のLAPD(Los Angeles Police Department=ロサンゼルス市警)を皮切りに全米の警察機関のほか、FBIなどにも設けられた。
 また、アメリカ以外の世界各国(の警察機関など)にも同様の目的の部隊があることが多い。(日本では警視庁の[[SAT]]がこれにあたる。)
 警察関係の登場する洋画には必ずといっていいほど登場し華麗に事件を解決するが、実際はSWATによる作戦は最終手段であり、その前に犯人との(ネゴシエーターなどによる)交渉などがあることを忘れてはならない。(たとえ凶悪犯であっても)人命が最優先である。
 装備としては、その性質上、市街地や建物内など至近距離での戦闘が多いため[[SMG>短機関銃]]や全長を切り詰めた[[ショットガン>散弾銃]]などの全長が短く制圧力の高いものが多い。(ただし[[SMG>短機関銃]]は防弾チョッキの普及により、より貫通力の高いライフルのカービンモデル([[M4>コルト M4]]など)に替えるところが多くなってきているようだ。)
 他に、フラッシュライトや音響閃光手榴弾、特殊ゴム散弾などの犯人を殺さずに捕えるために非致死性の武器が使われることも多い。
 またSWAT等の警察機関の特殊部隊は、大きい都市ほど予算が多く取れるため、都市によって装備が大きく異なる。大きな都市は[[MP5>HK MP5]]や[[M4>コルト M4]]などの高価で精度のいいものを使うことが出来るが、田舎の小さな都市では[[UZI>IMI ウージー]]などの安価なモデルを使うところもある。(極端な例として、犯人から押収したものを使うところもあるようだ。)また拳銃でも大きな都市は専用のカスタムモデルなどを使うところもあるが、小さな都市などでは通常の官給[[拳銃]]をそのまま使っている。

|組織|拳銃|狙撃銃|短機関銃|突撃銃|散弾銃|h
|FBI|スプリングフィールド ビューローモデル|[[M700>レミントン M700]]など|[[MP10>HK MP5]]|[[コルト M4]]など|−|
|LAPD|TLEカスタムII|(不明 [[M700>レミントン M700]]?)|[[MP5A4>HK MP5]]|[[AR-15 M4>コルト M4]]|[[M1スーパー90タクティカル>ベネリ M1]]|
|他|官給[[拳銃]]や[[GM>コルト ガバメント]]などのカスタムモデルなど|[[M700>レミントン M700]]など|[[MP5>HK MP5]]や[[UZI>IMI ウージー]]など|[[コルト M4]]など|ソウドオフの[[ショットガン>散弾銃]]など|

+■SWAT出身の人物(実在)
++(資料なし)

+■SWAT出身の人物(架空)
++鳩村英次([[西部警察]]・研修)
++T.J.マッケイブ(SWAT)
++クリス サンチェス(SWAT)
++ジム ストリート(SWAT)
++ダン “ホンドー” ハレルソン(SWAT)
++ディーコン “ディーク” ケイ(SWAT)
++マイケル ボクサー(SWAT)

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