#author("2020-05-23T21:47:01+09:00","default:user","user")
*スミス&ウェッソン シグマ / S&W Sigma 【自動拳銃】 [#daf75f5a]
#ref(sw40ve.jpg,center,nolink,SW40VE)
|モデル|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~40F|184mm|700g|[[.40 S&W>口径]]|10+1|アメリカ|
|~SW40VE&br;SW40GVE|184mm|700g|[[.40 S&W>口径]]|10+1&br;14+1|~|
|~SW40P|184mm|692g|[[.40 S&W>口径]]|10+1|~|
|~SW9VE&br;SW9GVE|184mm|700g|[[9mm×19>口径]]|10+1&br;16+1|~|
[[S&W>スミス アンド ウェッソン]]社が1994年に発売した、同社初の[[ポリマーフレーム]][[自動拳銃]]。アメリカの警察向けモデルとして開発された。
外見と内部メカニズムはポリマーフレーム拳銃の先駆者・[[グロック 17]]を踏襲している……どころか''酷似''していたため、S&W社は[[グロック]]社に「デッドコピー品だ」と告訴される。結局S&W社は高額の和解金を支払う事になり、告訴対象のシグマ40Fの生産を中止することになった。
その後、スライドのデザインなどを一新したリニューアルモデルとして、[[9mm>9mmパラベラム弾]]口径の「SW9VE」、[[.40S&W>.40SW弾]]口径の「SW40VE」の2機種が販売された。
いろいろ酷評されてはいるものの、優れたグリップデザインによるグリッピングの良さは確かな評価点として挙げられる。
また、リニューアル版は同社のSW99([[ワルサー P99]]のライセンス生産版)やグロックシリーズに比べて200ドル近くも安い価格と、そこそこの性能、そしてS&Wのブランド力もあって、目立ったセールスは挙げないものの底の固い商品として販売され続けた。
なお、結局警察用拳銃として制式採用したのはテネシー州のみに留まっている。
2000年代末にはアフガニスタン支援のため、同国の軍・警察・国境警備隊へ相当数のSW9VEがアメリカから供与された。
本銃とSW99の生産でポリマーフレーム拳銃のノウハウを蓄積したS&W社は、2006年に満を持して[[M&P>SW MP]]シリーズを発表し、捲土重来を果たすことになる。
2011年には本銃をベースにして、表面加工が変更されたスライド、ナイトサイト、高品質トリガーを備えている上位グレードの「SD(Self-Defense)」シリーズが登場し、M&Pの下位機種としてラインナップされた。
翌2012年にシグマはカタログ落ちとなり、その役目を終えることとなった。
// 2011年には、本銃をベースにM&Pの設計を取り入れて開発された「SD(Self-Defense)」シリーズが登場し、M&Pの下位機種としてラインナップされた。翌2012年にシグマはカタログ落ちとなり、その役目を終えた。
//↑コメント欄情報を反映。「M&Pの設計を取り入れた」という部分は誤りっぽい？
|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[007 カジノ・ロワイヤル(2006)>007]]|−|−|項目参照|
|F.R.A.T./戦慄の武装警察|映画|レイフ・ディード|自身の車のトランクに収納&br;未使用|
|[[エクスペンダブルズ]]|−|−|項目参照|
|[[オースティン・パワーズシリーズ]]|−|−|項目参照|
|[[ガンスミスキャッツ]]|−|−|項目参照|
|コップクラフト4|小説|アレクサンドル・ゴドノフ|SD9|
|[[サイレントヒル]]|−|−|項目参照|
|[[ゼロイン>ゼロイン(作品名)]]|−|−|項目参照|
|[[タフ外伝 おとん>高校鉄拳伝タフ]]|−|−|項目参照|
|[[沈黙の聖戦>沈黙シリーズ]]|−|−|項目参照|
|[[パニッシャー]]|−|−|項目参照|
|[[ブラック・ブレット]]|-|-|項目参照|
|[[ペルソナ2 罪>女神転生]]|−|−|項目参照|
|野獣教師|映画|シェイル|40F|
|[[ワイルダネス]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの情報および画像は[[S&W社>http://www.smith-wesson.com/]]から転載しています。
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