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*MOA(ミニッツ・オブ・アングル) / Minutes Of Angle
*MOA(ミニッツ・オブ・アングル) / Minutes of angle
命中精度等を表す単位。本来は角度を表す単位で、1周360度とした時の60分の1度のことである。ターゲットと着弾点のズレが大きくなるにつれ、1MOA, 2MOA, 3MOA...と増えていく。
計算上では100mの距離で約2.9cmとなるが、ヤード・ポンド法のアメリカではメートル表記が嫌われ、100ヤード(91.4m)で1インチ(2.54cm)という風に簡略化されている。狙撃用ライフルを除く、拳銃等の一般的な銃はアメリカ式の定義で表記することが多い。
角度を表す単位で、1周360度とした時の60分の1度のことである。計算上では100mの距離で約2.9cmとなるが、[[ヤード・ポンド法>ヤード・ポンド法の単位]]のアメリカではメートル表記が嫌われ、100ヤード(91.4m)で1インチ(2.54cm)という風に簡略化されている。
銃器の性能指標として使われる場合、集弾性能(グループ、またはグルーピングとも)のことを表している。例えば、とある銃の集弾性能として「1 MOA」と書かれていた場合、100m先のターゲットなら直径約2.9cmの円内に、命中弾がまとまるという意味である。ただし、どうした条件で計測されたか定かでない数値であれば、あくまで参考程度(悪く言えば眉に唾つけて)と考えておくのが良い。
光学照準機器に何MOAという表記がある場合、[[ダットサイト]]の場合は、表示されるドットのサイズのことを表している。例えば「2 MOA」とされている場合、距離100mで約5.8cm、100ヤードで2インチのサイズとなるため、ここから逆算して、ターゲットまでの距離を概算することができる。
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