*マクドネル・ダグラス Mk.153 “SMAW” / McDonnel Douglas Mk.153 SMAW【多目的ロケット発射器】 [#dff7d1eb]
#ref(http://mgdb.himitsukichi.com/pic/nowprint.jpg,center,nolink,NOW PRINTING)
|全長(弾薬装着時)|重量(弾薬キャニスター)|口径|装弾数|製造国|h
|825mm(1370mm)|7.52kg(4.3〜6.9kg)|83mm&br;スポッティングライフル;9mmx51|1&br;6|アメリカ|

 マクドネル・ダグラス社が、[[IMI]]社のB-300対戦車ロケットランチャーを元に開発した[[多目的ロケット砲>対物火器]]。『SMAW』とは『Shoulder-launched Multi-purpose Assault Weapon』の略。1984年にアメリカ海兵隊で制式採用された。現在はTDS(Talley Defence Systems)社で製造されている。
 発射・照準機構を組み込んだ本体(ランチャー)の後ろに、輸送用コンテナを兼ねた弾薬キャニスターを装着して発射する。キャニスターとランチャーが分離しているので、[[徹甲弾>アーマーピアシング弾]]や榴弾、トーチカ攻撃用の二重弾頭を持つ物、バックブラストを発生せず室内から発射可能な物など、多種多様な弾薬を使用可能。既に採用から20年余が経過しているが、現在も新型の弾薬が開発・追加されているようだ。

 他に特徴的なのは照準システムで、通常の[[スコープ]]などの他に、6連発の『スポッティングライフル』を装備している。これは言わば『試射用』のライフルで、射手は狙いをつけて、まずこのライフルを発射。命中を確認した後でメインのロケットを発射するという、原始的だが確実な照準方法である。古くから戦車の主砲脇に装備された同軸機銃などがこの役割を持っていたが、個人携行の火器では珍しい。
 なお、スポッティングライフルには特殊な9mmx51トレーサー(曳光弾)を使用し、おおよそ500m先までトレースできる。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[オペレーション・フラッシュポイント]]|−|−|項目参照|
|[[ダイ・ハード]]|−|−|項目参照|
|[[トランスフォーマー:リベンジ>トランスフォーマーシリーズ]]|−|−|項目参照|
|[[続・戦国自衛隊>戦国自衛隊]]|−|−|項目参照|
|[[バトルフィールド]]|−|−|項目参照|
|[[マーセナリーズ]]|−|−|項目参照|
|[[魔法の海兵隊員 ぴくせるまりたん]]|−|−|項目参照|
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