*H&K HK45【自動拳銃】
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*H&K HK45【自動拳銃】 [#sbe62687]
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|モデル|全長|重量|口径|装弾数|生産国|h
|~HK45|194mm|785g|[[.45 ACP>口径]]|10+1|ドイツ|
|~HK45T|222mm|898g|~|~|~|
|~HK45C|183mm|717g|[[.45 ACP>口径]]|8+1|~|
|~HK45|204mm|880g|[[.45 ACP>.45ACP弾]]|10+1|ドイツ|
|~HK45T|221mm|890g|~|~|~|
|~HK45C|184mm|810g|[[.45 ACP>.45ACP弾]]|8/10+1|~|
|~HK45CT|201mm|820g|~|~|~|

 [[H&K>ヘックラー ウント コッホ]]社が、同社の[[USP>HK USP]]をベースに開発した[[自動拳銃]]。仕様には、[[デルタ>デルタフォース]]出身のガンスミス、[[ラリー・ヴィッカーズ]]を始めとする元(ないし現役)特殊部隊員の意見が大きく反映されており、彼らが求める理想的なデューティピストルを目標として設計された。公式には、2005年よりU.S.SOCOM(アメリカ特殊作戦軍)が行った、[[M9>ベレッタ M92]]の後継[[拳銃]]を選定するJCPP(Joint Combat Pistol Program)トライアルのために同社が開発したとされているが、ヴィッカーズへのインタビューによると、H&K社がヴィッカーズらと共に同銃を開発中、JCPPがスタートした、というのが実際であるらしい。
 [[H&K>ヘックラー ウント コッホ]]社が2007年に発表した[[自動拳銃]]。
 同社の[[USP>HK USP]]をベースとしつつ、[[デルタ>デルタフォース]]出身のガンスミス、[[ラリー・ヴィッカーズ]]を始めとする元(ないし現役)特殊部隊員の意見が大きく反映され、彼らが求める「理想的なデューティピストル」を目標として設計された。

 U.S.SOCOMのJCPPにはHK45の他、[[ベレッタ Px4]]、[[シグザウエル P220>自動拳銃/P220]]、[[グロック 21>グロック 17]]が参加していたが、そのどれもが選定されることなく2006年秋に突如として計画自体の無期限延期が決定。そこでH&K社はHK45をすぐさま北米市場に投入することとし、2007年のショットショーで公開したものである。
 公式には、2005年よりU.S.SOCOM(アメリカ特殊作戦軍)が行った、[[M9>ベレッタ M92]]の後継[[拳銃]]を選定するJCPP(Joint Combat Pistol Program)トライアルのために開発されたということだが、ヴィッカーズ氏へのインタビューによると同銃の開発中にJCPPがスタートした、というのが実際であるらしい。
 JCPPにはHK45の他、[[ベレッタ Px4]]、[[シグザウエル P220>自動拳銃/P220]]、[[グロック 21>グロック 17]]が参加していたが、そのどれもが選定されることなく2006年秋に突如として計画自体の無期限延期が決定。そこでH&K社はHK45をすぐさま北米市場に投入することとし、2007年のショットショーで公開されることになった。

 角の切り落とされたスライドや交換可能なバックストラップ、フレームの[[ピカティニーレール]]、[[アンビ]]化など基本的なスタイルは[[P2000>HK P2000]]のものを踏襲している。3ドットの描かれたロープロファイルタイプのフロント/リアサイトも同様である。フレーム後部のレバーはUSPから受け継いだコントロールレバーで、[[セイフティ>安全装置]]と[[デコッキング]]操作をUSP同様に扱え、パーツの交換によってセイフティオンリーまたはデコッキングオンリーとすることも同じく可能。トリガーメカニズムもUSP同様、[[SA>シングルアクション]]/[[DA>ダブルアクション]]とDAOの変換が行えるうえ、DAOはUSPコンパクト由来のLEM(or CDA)トリガーとなっている。フレームカラーは通常のブラックの他にミリタリー・グリーンとデザート・タンが選択可能となっている。また、HK45のマガジンはUSP45コンパクトのマガジンを延長したものが流用されている。同じフルサイズのUSP45に比べ装弾数は2発減となったものの、これによりグリップのスリム化が図られている。なお、HK45用のマガジンはUSP45コンパクトでも使用可能である。
 トライアル提出時のプロトタイプでは、外観はP2000同様の意匠となっていたが、販売モデルではP2000の上位モデルに当たるP30タイプの意匠に変更された。ちなみにP30由来の[[グリップチャンネル>フィンガーグルーブ]]の稜線に沿って格子状にカーブラインが施されたこのデザインは、「スパイダーマングリップ」と呼ばれている。
 角の切り落とされたスライド、交換可能なバックストラップ、[[ピカティニー規格>ピカティニーレール]]の[[アンダーマウントレール>マウントレール]]、操作系の[[アンビ]]化など、基本的なスタイルは[[P2000>HK P2000]]のものを踏襲している。3ドットの描かれたロープロファイルタイプのフロント/リアサイトも同様である。
 フレーム後部のレバーはUSPから受け継いだコントロールレバーで、[[セイフティ>安全装置]]と[[デコッキング]]操作を兼用する。やはりUSP同様、パーツ交換によってセイフティまたはデコッキングオンリーとすることも可能。トリガーメカニズムもUSP同様、[[SA>シングルアクション]]/[[DA>ダブルアクション]]とDAOの変換が行えるうえ、DAOはUSPコンパクト由来のLEM(or CDA)トリガーとなっている。
 [[マガジン]]はUSP45コンパクトのマガジンを延長したものが流用されている。同じフルサイズのUSP45に比べ装弾数は2発減となったものの、これによりグリップのスリム化が図られている。なお、HK45用のマガジンはUSP45コンパクトでもそのまま使用可能。
 フレームカラーは通常のブラックの他、ミリタリー・グリーンとデザート・タンが用意されている。

 コンパクトタイプのHK45C(コンパクト)もあり、こちらはプロトタイプのものに近いP2000タイプの意匠の外観となっている。なおHK45Cは、「Mk.24 Mod.0」の名称で[[米海軍SEAL>SEAL]]に採用されている((旧Mk.24であった[[P226>自動拳銃/P226]]は、完全な[[ピカティニー規格>MIL-STD-1913]]の[[アクセサリーレール>マウントレール]]を備えた「Mk.25」となって改めて採用されている。今後、旧Mk.24は順次Mk.25へと更新されていくものと思われる。))。また、[[サイレンサー>減音器]]を装着するためのネジ切りがされたHK45T(タクティカル)や、Mk24の仕様を踏襲したHK45CTもラインナップに加わっている。
 トライアル提出時のプロトタイプでは、外観はP2000同様の意匠となっていたが、販売モデルではP2000の上位モデルに当たる[[P30>自動拳銃/HK P30]]タイプの意匠に変更された。P30由来の[[グリップチャンネル>フィンガーグルーブ]]の稜線に沿って格子状にカーブラインが施されたデザインは「スパイダーマングリップ」と呼ばれている。
#ref(HK45CT.jpg,right,around,20%,HK45CT)
 バリエーションとしてはコンパクトタイプのHK45C(コンパクト)や、[[サイレンサー>減音器]]を装着するためのネジ切りがされたHK45T(タクティカル)が存在する。HK45Cはプロトタイプのものに近いP2000タイプの意匠の外観となっている。HK45Cは「Mk.24 Mod.0」の名称で[[米海軍SEAL>SEAL]]に採用されており、そのMk.24仕様を踏襲したHK45CT(右写真参照)も存在する。

 ちなみにHK45とHK45Cは、P2000とP30のバリアントにない、.45口径モデルに相当する製品ともなっている。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[Alliance of Valiant Arms]]|−|−|項目参照|
|Lie to Me|ドラマ|ヨンデ|ライトマンの発言による機種名|
|[[OPERATION7]]|−|−|項目参照|
|TRICKSTER&br;-江戸川乱歩「少年探偵団」より-|アニメ|明智 小五郎|バレルウェイト装着&br;第1話|
|[[ZIG World Can't Allow Teller]]|−|−|項目参照|
|[[ゴーストリコン アドバンスウォーファイター2]]|−|−|項目参照|
|[[サバゲっぱなし]]|−|−|項目参照|
|[[ザ・ウォーカー]]|−|−|項目参照|
|ザ・コンサルタント|映画|ブラクストン|HK45T&br;[[サプレッサー>減音器]]装着もあり|
|[[ソードアート・オンライン]]|−|−|項目参照|
|タイムクライシス5|ゲーム|キース・マーティン&br;ロバート・バクスター|−|
|[[タイラー・レイク -命の奪還-]]|−|−|項目参照|
|[[ドールズフロントライン]]|−|−|項目参照|
|[[バトルフィールド 4]]|−|−|項目参照|
|バトルフロント|映画|フィル・ブローカー|HK45C&br;[[USPコンパクト>HK USP]]かも&br;自宅のガンケースから取り出して使用|
|[[プレデターズ>プレデター]]|−|−|項目参照|
|[[バトルフィールド ハードライン]]|−|−|項目参照|
|バトルフロント|映画|フィル・ブローカー|HK45C&br;[[USPコンパクト>HK USP]]かも&br;自宅の[[ガンケース]]から取り出して使用|
|[[プレデターズ>プレデター#predators]]|−|−|項目参照|
|[[僕の学校の暗殺部]]|−|−|項目参照|
|[[メダル オブ オナー ウォーファイター>メダル オブ オナー#mohwf]]|−|−|項目参照|
|[[メダル オブ オナー ウォーファイター]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[Heckler & Koch USA>http://www.hk-usa.com/]]から転載しています。
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