*GM FP45 “リベレーター” [#da426d09]
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|~全長|140mm|~重量|454g|~口径|.45ACP|~総弾数|1|~製造国|アメリカ|
#author("2018-11-29T00:47:05+09:00","default:user","user")
*ゼネラルモーターズ FP45 "リベレーター"  / GM FP45 "Liberator"[#da426d09]
#ref(FP45.jpg,center,nolink,FP45)
|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|140mm|454g|[[.45ACP>口径]]|1(グリップ内に10発「収納」可能)|アメリカ|

 正式名称「Flare Project Caliber .45(FP45)」の名前を持つ本銃は、第二次大戦中の1942年に製作された小型拳銃である。 アメリカ軍は枢軸国支配下のレジスタンスを支援するため本銃を開発し、製作は自動車製造技術に長けていたゼネラル・モータースに依頼。 至極単純な構造なため生産効率は非常に高く、生産期間は約6ヶ月間と云う短期間にも関わらず約100万挺が生産され空中投下などで敵支配地域にばらまかれた。&br;
 総弾数が1発なうえ装填方法が複雑で数十秒かかるため、違う意味での「一撃必中」な武器。ライフリングも無いので命中精度も散々で、相手の顔の表情が読めるほど接近しないとまず当たらなかった。配布したアメリカ側の意図としては、歩哨など1人で立ってる敵に無害を装って近づき「この銃で倒して、そいつの武器を奪え」との事だったらしい。無責任な話である。
 「Flare Project Caliber .45(FP45)」の正式名称を持つこの銃は、第二次大戦中の1942年に製作された小型[[拳銃]]である。
 アメリカ軍は枢軸国支配下のレジスタンスを支援するため本銃を開発し、製造は自動車製造技術に長けていたゼネラルモーターズ(GM)に依頼。 薄い鉄板を電気溶接で継ぎ合わせた至極単純な構造でライフリングも無いため、生産効率は非常に高く、約6ヶ月と云う短期間で約100万挺が生産された。コストは[[.45ACP弾]]が10発ついて一挺当たり2.4ドルほど。どんな言語圏の人間でも理解できるよう、イラストのみで解説した簡便なマニュアルと装填用の棒が添えられ、枢軸側支配地域にパラシュートで大量に投下される予定であった。
 アメリカ側の意図としては、歩哨など1人で立ってる敵に無害を装って近づき「この銃で倒して、そいつの武器を奪え」との事だったらしい。何せ銃身はライフリングの無い単なる筒であったため、相手の顔の表情が読めるほど接近しないとまず当たらなかった。おまけに装填方法が複雑で、一発ごとに数十秒もかかり、違う意味での「一撃必中」な武器だった。
 リベレーターのコンセプトは心理戦の一環で、ドイツ軍の後方を撹乱するためのものだった。リベレーターの大量生産も、あえてリークしていたと思われる。最低限の機能しかない使い捨ての銃でも、レジスタンスにばら撒かれれば脅威となる。仮に1挺でも見つかったら100挺ある可能性があるため、ドイツ軍は兵力を割いて、時間と手間をかけて回収しなけらばならず、これでも充分に役割を果たしていた(((リベレーターと直接の関係は無いが)当時のドイツ軍は、パルチザンを始めとするレジスタンス活動への対抗措置の一つとして、ドイツ兵士一人の殺害に対し、報復としてレジスタンス捕虜10人の処刑を喧伝・実行していた。これも一種の心理戦戦略である。))。
 実際には大量のリベレーターを運ぶ輸送機が手配できず((まだドイツ空軍に力が残っていたため、制空権内を超えて行かなかければならなかった))、投下作戦は実行されなかった。製造されたうちの50万挺をイギリスが受領し、ヨーロッパ中にバラまく予定であったが、大半を近海に破棄してしまったという。

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 枢軸側にヨーロッパを制圧され、大規模な反攻・レジスタンスへの直接支援が当面望めない中での窮余の一策と言えるが、少々無責任な話ではある(もっとも、あまり強力な武器を投下して、逆に敵に拾われるわけにもいかなかったのかもしれないが)。

 再装填の手順は次の通り。
 1.後ろのつまみを引き90度左にひねる。
 2.薬室への蓋を上にずらして開ける。
 3.付属の棒(無ければ口径より小さい棒)を銃口から突っ込み空薬莢を出す((危険だが、緊急時には銃口をくわえて息を吹き込んで薬莢を出すこともできる。))。
 4.グリップ底にある蓋を開け中から予備の弾薬を取り出し薬室に入れる。
 5.蓋を閉じ、つまみを戻す。

 なお余談だが、このリベレーターの後継として、[[コルトM1911A1>コルト ガバメント]]の[[プレス>プレス加工]]生産タイプが計画されていたという。生産にはリベレーターに続きGM社が当たる予定だったか、やはり技術的に無理があったのか、結局は計画倒れに終わっている。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|R.O.D -READ OR DIE-|アニメ|ナンシー・幕張|アニメOP時使用|
|マスターキートン|漫画|ロッカ&br;カルロ・フェルナンド|−&br;-|
|[[メタルギア ソリッド3]]|ゲーム|ネイキッド・スネーク&br;ソリッド・スネーク|EZガン&br;サルゲッチュ用気絶銃|
|[[Battlefield V]]|−|−|項目参照|
|R.O.D -READ OR DIE-|アニメ|ナンシー 幕張|アニメOP時使用|
|カフス -傷だらけの地図-|漫画|伊武|改造銃『パンチガン』のベース|
|[[艦隊これくしょん -艦これ-]]|−|−|項目参照|
|[[ジオブリーダーズ>ダイナマイトが百五拾屯 雑魚キャラコーナー]]|−|−|項目参照|
|[[ブレイブウィッチーズ>ストライクウィッチーズ]]|−|−|項目参照|
|[[マスターキートン]]|−|−|項目参照|
|マッド・ブル34|漫画|電気屋ニコル|ヘルメットに仕込んで使用|
|[[ミスタークリス]]|−|−|項目参照|

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CENTER:このページの画像は[[Wikimedia Commons>http://commons.wikimedia.org/wiki/Image:Musee-de-lArmee-IMG_1038.jpg]]から転載しています。
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