・ストーリー
アメリカ海軍情報局所属のジョーダン・オニール大尉(デミ・ムーア)は、男女差別雇用撤廃という名の政治策略に利用され、軍隊の訓練コースを受けることに。それは志願者の60%が脱落する、米軍で最も過酷とされるアメリカ海軍特殊作戦部隊SEALの訓練プログラムだった。教官マスター・チーフ(ヴィゴ・モーテンセン)の壮絶なしごきに加え、女性であるが故に他の訓練生から受ける軽蔑。さらには、SEAL入隊をけしかけた女性議員からも裏切られ……
しかし、オニールは屈する事無く、12週間に及ぶ地獄の訓練を耐え抜くのだった―――
・作品解説
屈強な男でも音を上げる特殊部隊の猛訓練に、うら若き美女が果敢に挑み、男顔負けの努力と根性で乗り切ってみせる、「スポ根」ならぬ「ミリ根」映画(?)。
主役に『ゴースト/ニューヨークの幻』のデミ・ムーア、監督に『エイリアン』、『ブレードランナー』のリドリー・スコットを迎えた意欲作……、なのだが、あまりにベタな筋書きが災いしたか、「女を捨てた」かのような主人公の姿が観客に拒絶されたか、公開当初の評判は散々。スキンヘッドにまでなったムーアの熱演も空回り気味で、ゴールデン・ラズベリー賞の最低主演女優賞受賞という、ありがたくないおまけまでついてしまった。
しかしガンマニア的には、なかなか表に出る機会のない特殊部隊(SEALS)の訓練シーンの一端を描いたという意味で、貴重な作品でもある。
後に『シン・レッド・ライン』などでブレイクするジェームズ・カヴィーゼルが、ちょい役で登場しているのも、隠れた見所の一つ。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
ジョーダン・オニール大尉 | コルト XM177 | 作戦時はM203装着 |
サコー M60E3 | 銃の組み立て訓練で使用 | |
ジョン・ジェイムズ・ウルゲイル曹長 “マスター・チーフ” | USSR ドラグノフ | 訓練時に使用 |
コルト XM177 | 終盤で所持 | |
H&K SR9(T) | スコープ装着 作戦時に使用 | |
ウィックワイヤ | H&K MP5SD3 | 終盤で使用 |
コルテス | サコー M60E3 | − |
スロヴニク | コルト M16A2 | 終盤で使用 |
US M18 | ||
マクール | コルト XM177 | 終盤で使用 |
ニューベリー | コルト XM177 | 終盤で使用 |
SEAL隊員 | コルト XM177 | 作戦時に使用 |
コルト M16A2 | ||
H&K MP5SD3 | ||
SEAL訓練生 | コルト XM177 | M203装着型もあり 訓練時に所持 |
教官 | サコー M60E3 | 訓練時に使用 |
レンジャー隊員 | コルト M16A2 | 作戦時に使用 |
ゲリラ | USSR AK47 | − |
USSR DShK | ジープの車載銃 |
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