*G.I.ジェーン / G.I. Jane
RIGHT:1997年、アメリカ映画
RIGHT:監督:リドリー・スコット

&size(20){''・ストーリー''};
 アメリカ海軍情報局所属のジョーダン・オニール大尉(デミ・ムーア)は、男女差別雇用撤廃という名の政治策略に利用され、軍隊の訓練コースを受けることに。それは志願者の60%が脱落する、米軍で最も過酷とされるアメリカ海軍特殊作戦部隊[[SEAL]]の訓練プログラムだった。教官マスター・チーフ(ヴィゴ・モーテンセン)の壮絶なしごきに加え、女性であるが故に他の訓練生から受ける軽蔑。さらには、SEAL入隊をけしかけた女性議員からも裏切られ……
 しかし、オニールは屈する事無く、12週間に及ぶ地獄の訓練を耐え抜くのだった―――

&size(20){''・作品解説''};
 屈強な男でも音を上げる特殊部隊の猛訓練に、うら若き美女が果敢に挑み、男顔負けの努力と根性で乗り切ってみせる、「スポ根」ならぬ「ミリ根」映画(?)。
 主役に『ゴースト/ニューヨークの幻』のデミ・ムーア、監督に『[[エイリアン]]』、『ブレードランナー』のリドリー・スコットを迎えた意欲作……、なのだが、あまりにベタな筋書きが災いしたか、「女を捨てた」かのような主人公の姿が観客に拒絶されたか、公開当初の評判は散々。スキンヘッドにまでなったムーアの熱演も空回り気味で、ゴールデン・ラズベリー賞の最低主演女優賞受賞という、ありがたくないおまけまでついてしまった。
 しかしガンマニア的には、なかなか表に出る機会のない特殊部隊(SEALS)の訓練シーンの一端を描いたという意味で、貴重な作品でもある。
 後に『シン・レッド・ライン』などでブレイクするジェームズ・カヴィーゼルが、ちょい役で登場しているのも、隠れた見所の一つ。
 後に『[[シン・レッド・ライン]]』などでブレイクするジェームズ・カヴィーゼルが、ちょい役で登場しているのも、隠れた見所の一つ。
|使用者|銃器名|備考|h
|ジョーダン・オニール大尉|[[コルト XM177]]|作戦時は[[M203>コルト M203]]装着|
|~|[[サコー M60E3>サコー M60]]|銃の組み立て訓練で使用|
|ジョン・ジェイムズ・ウルゲイル曹長&br;“マスター・チーフ”|[[USSR ドラグノフ]]|訓練時に使用|
|~|[[H&K SR9(T)>HK G3]]|[[スコープ]]装着&br;作戦時に使用|
|~|[[コルト XM177]]|終盤で所持|
|~|[[H&K SR9(T)>自動小銃/HK SR9]]|[[スコープ]]装着&br;作戦時に使用|
|~|[[M67手榴弾>US M67破片手榴弾]]|ブービートラップに使用|
|ウィックワイヤ|[[H&K MP5SD3>短機関銃/HK MP5SD]]|終盤で使用|
|コルテス|[[サコー M60E3>サコー M60]]|−|
|スロヴニク|[[コルト M16A2>コルト AR15A2]]|終盤で使用|
|~|[[US M18]]|~|
|マクール|[[コルト XM177]]|終盤で使用|
|ニューベリー|[[コルト XM177]]|終盤で使用|
|SEAL隊員|[[コルト XM177]]|作戦時に使用|
|~|[[コルト M16A2>コルト AR15A2]]|~|
|~|[[H&K MP5SD3>HK MP5SD]]|~|
|~|[[H&K MP5SD3>短機関銃/HK MP5SD]]|~|
|SEAL訓練生|[[コルト XM177]]|[[M203>コルト M203]]装着型もあり&br;訓練時に所持|
|米軍兵士|[[サコー M60E3>サコー M60]]|訓練時に使用|
|教官|[[サコー M60E3>サコー M60]]|訓練時に使用|
|レンジャー隊員|[[コルト M16A2>コルト AR15A2]]|作戦時に使用|
|ゲリラ|[[USSR AK47]]|−|
|~|[[USSR DShK]]|ジープの車載銃|
|リビア軍兵士|[[USSR AK47]]|−|
|~|[[USSR DShK]]|車載銃|
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