*CZE Vz23 【短機関銃】 #ref(Vz25_1.jpg,center,nolink,Vz25) |モデル|全長(伸長時)|重量|口径|総弾数|連射速度|製造国|h |~Vz23|676mm|3,600g|[[9mmx19>口径]]|24/32/40|600発/分|チェコスロバキア| |~Vz24|676mm |3,600g|[[7.62mmx25>口径]]|24/32|~|~| |~Vz25|450(670)mm|3,500g|[[9mmx19>口径]]|24/32/40|~|~| |~Vz26|450(670)mm|3,500g|[[7.62mmx25>口径]]|24/32|~|~| チェコスロバキアのゾブロジョブカ・ブルーノ社が、第二次大戦後に開発した[[SMG>短機関銃]]。Vz23、24が木製の固定ストック装備で、Vz25、26が金属製のフォールディング(折りたたみ)ストック装備である。 L型ボルトの採用や、グリップ内にマガジンハウジングを設けた点が、大きな特徴。また、フォアエンド(ハンドガード)の右側面には、マガジンへの弾薬装填を助けるための、マガジンローダーが装備されている。 [[セミ>セミオート]]/[[フルオート]]の切り替えが可能なセレクティブ・ファイア式だが、セレクターはなく、オーストリアの[[シュタイアー AUG]]や、ポーランドの[[Wz63>RP Wz63]]と同じく、トリガーを「軽く引けばセミ、引き切るとフルオート」で切り替える。 なお、基本的な構成は、イギリスが第2次大戦末期に試作したMCEM-2 SMGに類似しているが、両者の関係については不明である。 1949年に固定ストック式のVz23、1950年にフォールディング・ストック式のVz25がチェコスロバキア軍に採用されたが、チェコ軍の弾薬が当時の共産圏で事実上共通だった7.62mmx25トカレフに変更されたのに伴い、使用弾薬を改めたVz24、26が、1951年に軍制式となった。なお、7.62mmx25のバージョンは、グリップとマガジンが前方に若干、傾斜している。 9mmx19バージョンのVz23、25は、制式解除後は輸出用に生産された。軍から回収されたものも含めて、チェコスロバキア国内の地方警察などに払い下げられた他、キューバ、チリなどの中南米諸国や、ナイジェリア、ソマリア、南アフリカなどのアフリカ諸国、カンボジアなどに輸出され、ローデシア(現ジンバブエ)ではコピー品が生産された。 また、イスラエル側は否定しているが、[[ウージーSMG>IMI ウージー]]の開発に当たっても、参考にされたと言われており、L型ボルトや、グリップ内のマガジンハウジング、ボルトと分離した[[コッキング]]ハンドルなど、共通点が多い。日本のミリタリー雑誌では、立場の意味であべこべだが東欧版(もしくは共産圏)ウージーと紹介されたこともある。 生産は1952年まで続けられ、総生産数は約10万挺とされている。 |登場作品|ジャンル|使用者|備考|h |[[007 ネバーセイ・ネバーアゲイン>007]]|−|−|項目参照| |9デイズ|映画|ブラックハンド構成員|Vz25&br;山岳でのカーチェイスで使用| |[[ジオブリーダーズ>ダイナマイトが百五拾屯 雑魚キャラコーナー]]|−|−|項目参照| |[[ブラック・ラグーン>BLACK LAGOON]]|−|−|項目参照| #hr CENTER:画像"Vz25_1.jpg"は[[シカゴレジメンタルズ>http://www.regimentals.jp/]]から転載しています。 CENTER:転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。 #hr ---- #pcomment