*BSA ルイス MkI / Lewis MkI 【軽機関銃】[#r2435e83]
#ref(Lewis_mkI.jpg,center,nolink,BSA ルイス MkI)
|全長|重量|口径|装弾数|発射形式|製造国|h
|1250mm|12.15kg|[[7.7mm×56R>口径]]|47/97|S/F|イギリス他|

 第一次大戦前、アメリカのサミュエル・マクリーンの設計を元に、当時のアメリカ陸軍大佐アイザックN.ルイスが開発した[[軽機関銃]]。
 しかし母国アメリカでは当初、採用に至らず、軍を辞めたルイス(元)大佐によってベルギーに売り込まれ、1913年に同国軍に採用された。生産は、ルイスと契約したイギリスのBSA(Birmingham Small Arms Company/バーミンガム・スモールアームズ・カンパニー)が行い、それから間も無く1915年にはイギリス軍も制式兵器として採用している。

 独特の空冷機構による太いバレルジャケットやフラットパン(平鍋)と呼ばれる円盤型弾倉が特徴的。陣地に据える[[重機関銃]]が主流の当時、比較的軽量な当銃は歓迎されたが、放熱装置・発射機構が脆弱なため、発砲時に故障することが多かったという。
 第二次大戦では、[[ブレンガン>エンフィールド ブレン]]への更新完了まで対空機銃などとして使用されたほか、ドイツ侵攻に備えてイギリス本土で組織された防衛隊(ホームガード)でも使用されたという。日本でも本銃のフルコピーである九ニ式軽機関銃(留式)が、航空機用機銃のほか海軍陸戦隊でも使用されていた。

 第二次大戦頃には既に旧式化していた軽機関銃であり、使用弾薬の.303ブリティッシュも使われなくなって、装備する軍隊は無くなったが、少数ながら民兵の装備として各地の紛争に姿を見せるようになった。1982年のグレナダ侵攻でも、押収されたルイスがアメリカ兵の記念写真に写っている。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|A TIME OF WAR 戦場の十字架|映画|カナダ兵|−|
|[[PEACE MAKER]]|−|−|項目参照|
|アトランティス〜失われた帝国〜|映画|ローク|−|
|アリソン3 下|小説|列車襲撃犯|軍用列車の装備品|
|[[ヴィーナス ヴァーサス ヴァイアラス]]|−|−|項目参照|
|[[うる星やつら]]|−|−|項目参照|
|[[エンジェル ウォーズ]]|−|−|項目参照|
|キング・コング(2005年)|映画|複葉機の後席|後部旋回機銃|
|紅の豚|映画|空賊|−|
|[[こちら葛飾区亀有公園前派出所]]|−|−|項目参照|
|ザ・トレンチ<塹壕>|映画|イギリス兵|−|
|[[ストライクウィッチーズ]]|−|−|項目参照|
|誰が為に鐘は鳴る|映画|ロバート・ジョーダン|−|
|独裁者|映画|床屋&br;トメニア兵|−|
|ドリームバスター|漫画|マエストロ|−|
|長く熱い復讐|小説|鷲尾進|口径30-06スプリングフィールド|
|[[鋼の錬金術師]]|−|−|項目参照|
|[[ハムナプトラシリーズ]]|−|−|項目参照|
|秘密探偵JA|漫画|イギリスの刑事|「脱走列車」編で使用|
|[[メカニック]]|−|−|項目参照|
|[[宮崎駿の雑想ノート]]|−|−|項目参照|
|優しい鷲JJ|漫画|流山先生|−|
|[[レジョネア 戦場の狼たち]]|−|−|項目参照|
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