ブラックホーク・ダウン登場人物別行動テーブル

多分にネタバレを含んでいます。
 
本映画を未見の方は閲覧を控えてください。

ウィリアム・F・ガリソン少将(O-8)

 タスクフォース・レンジャー(レンジャー、デルタフォース、第160 SOARなどから成る任務部隊)の司令官。元デルタフォース司令官でもある。
 モガディシュ空港のJOC(統合作戦センター)から随時指示を出し、後半では同じくモガディシュに派遣されていた米陸軍第10山岳師団と国連平和維持軍にQRF(迅速対応部隊)の編成と派遣を要請する。

クリッブス中佐(O-5)

 JOCの指揮官。デルタフォース所属。QRF編成に際してパキスタン・スタジアムへ派遣される。QRFの車輛隊と共にスーパー61の第一墜落現場へ向かい、現場で指揮を執る。
 モデルは実際に第一墜落現場で指揮を執ったリー・ヴァン・アーズデイル中佐。

ゲイリー・ハレル中佐(O-5)

 デルタフォースC中隊長。強襲作戦の地上部隊指揮官。(暗号名:ロメオ64)
 C-2(指揮統制)ヘリから第160 SOARのマシューズ中佐と共に指揮を執る。

ジェフ・サンダーソン一等軍曹(E-7)

 デルタ突入員。ビル襲撃部隊に所属。
 リトルバードに搭乗し目標地点を強襲。要人を含めた建物内の人物全員を確保する。要人確保後、第1墜落地点確保のため他のデルタ/レンジャー本隊と共に移動開始。道中、損害過多により立ち往生したレンジャー本隊と別れ、グライムズも含めたデルタ数名と共に墜落地点に到着。救援部隊の到着まで墜落地点の一角を確保した。
 救援部隊との合流後、車両の後衛部隊に参加。スタジアムまでの1マイルを走破し生還。
 モデルはポール・ハウ一等軍曹。

ノーム・’フート’・フーテン一等軍曹(E-7)

 デルタ突入員。ビル襲撃部隊に所属。(暗号名:キロ11)
 出撃前夜では、M4にセイフティを掛けろと苦情を言うスティール大尉に対し、「デルタにセイフティなんか不要さ」という切り返しをするなど、良くも悪くも自信家な処がある。しかし腕は確かで、作戦ではリトルバードに搭乗し目標地点を強襲。要人を含めた建物内の人物全員の確保に成功する。その後、撤収班と合流し、負傷したブラックバーンを後送するため先発するストルッカーの車輌隊に護衛として搭乗。 ピラ戦死後は、彼に代わって銃座につき民兵の攻撃を防いだ。
 基地帰還後、孤立した部隊への援軍としてストルッカー隊と共に再出撃。途中下車し第2墜落地点まで徒歩で移動。機密保持のためスーパー64を爆破後、その足で第1墜落地点に移動。 モアリム率いる強襲部隊を殲滅後、エヴァーズマン達チョーク4と合流を果たした。

 救援部隊との合流後、車両の後衛部隊に参加。スタジアムまでの1マイルを走破し生還。
 しかし休む間もなく、街に取り残された戦友を捜索するため単身偵察に再々出撃する。

クリス・’ウェックス’・ウェクスラー曹長(E-8)

 デルタ突入員。ビル襲撃部隊に所属。
 リトルバードに搭乗し目標地点を強襲。要人を含めた建物内の人物全員を確保する。要人確保後、第1墜落地点移動のため車輌隊本隊のトラックに搭乗。迷走するトラックにRPGが直撃し、車外に吹き飛ばされた彼は下半身を喪失。マクナイト中佐に看取られながら彼に娘への遺言を託し死亡する。

ランディ・シュガート一等軍曹 (E-7)/ゲイリー・ゴードン曹長 (E-8)

 デルタ狙撃手。上空援護要員としてブラックホーク「スーパー62」に搭乗。
 墜落したスーパー64を守るべく第2墜落地点上空で援護していたが、上空からの援護に限界を感じ、作戦司令部に降下を提言。1度目は生存者の有無を確認できていない等のことから却下されるも、2度目は許可され2人は第2墜落地点へと降下合流。デュラントと合流後、墜落地点にて円周防御を行うが多勢に無勢、最初にゴードンが頭部に被弾し即死、次いでシュガートも蜂の巣にされ死亡した。

 戦後、2人には我が身を省みず仲間を救おうとした英雄的敢行が讃えられベトナム戦争以来の名誉勲章(Medal of Honer)が授与された。また、就航した海上輸送艦には2人の名が使われた。

ダニエル・ブッシュ二等軍曹(E-6)

 デルタ狙撃手。上空援護要員としてブラックホーク「スーパー61」に搭乗。
 チョーク4を降下後、上空で滞空中にモアリム達の放ったRPGが機体に被弾。機は墜落し彼自身も負傷するが、機体より這い出て単身周辺防御を展開。被弾するもなお戦い、救援に駆けつけたスター41到着まで機体を守りきった。
 そのままスター41に回収され戦場を離脱。しかしこの際の戦傷により後に死亡する。

ダニー・マクナイト中佐 (O-5)

 第75レンジャー連隊第3大隊長。強襲作戦の車輌部隊指揮官。(暗号名:ユニフォーム64)
 デルタが確保した要人を回収すべく車輌部隊を率いて目標地点へと移動。要人回収中にスーパー61が撃墜され、搬入後、司令部の指示で第1墜落地点へ向かうも民兵の集中砲火と、情報伝達の遅延により市街を迷走。戦死者3名(ピラジョイスコワルスキー)と自らを含む多数の負傷者を出し、戦闘能力を完全に喪失したため基地に帰還した。

 部隊再編後、アメリカ第10山岳師団とパキスタン軍との合同救援部隊に特殊作戦部隊指揮官として参加。第1墜落地点へと行軍し、孤立した特殊作戦部隊と死亡/負傷したヘリ要員の大多数を回収し撤収を完了させる。

マイク・スティール大尉 (O-3)

 第75レンジャー連隊第3大隊B中隊長。レンジャー地上指揮官(暗号名:ジュリエット64)として、チョーク1と共に降下。
 スーパー61墜落後、第1墜落地点を確保すべくレンジャー本隊と共に現場へ徒歩で移動。しかしその道中で民兵の激しい抵抗に遭い、墜落地点の数ブロック手前で立ち往生する。付近の建物に避難し救助車輌の到着までその場を保持する事となった。
 救助部隊と合流後は車輌部隊の後衛部隊をレンジャーが請け負うと申し出、自らも参加。スタジアムまでの1マイルを走破し生還した。

マット・エヴァーズマン二等軍曹 (E-6)

 レンジャー。本作の主人公。チョーク4班長。(暗号名:ジュリエット25)
 「癲癇(てんかん)」により任を解かれたビールズ中尉に代わってチョーク4班長としてスーパー61より降下。スーパー61墜落時、墜落地点に最も近い位置に居たためスティールの命令によりネルソントゥオンブリーの2名を残し班の大半を率いて第1墜落地点へと移動。ブッシュより墜落地点の防御を引き継ぎ、夜半の救助部隊到着まで墜落地点の保持を果たした。
 救援部隊との合流後、車両の後衛部隊に参加。スタジアムまでの1マイルを走破し生還。

カート・シュミッド一等軍曹 (E-7)

 原作ではデルタだが本作ではレンジャー。チョーク4所属。
 チョーク4の衛生兵としてスーパー61より降下、直後に転落したブラックバーンの救護に当たり後送を指示。スーパー61墜落後、墜落地点に最も近い位置に居たため班の大半を率いて墜落地点に移動。その際に負傷したギャレンタインを素早く治療している。しかし夜半になって負傷したスミスには、重傷で手が付けられないため上層部にを救護ヘリを要請するも却下され、現場の器材だけで治療を施そうとするも治療しきれず、スミスの最後を看取ることしかできなかった。

エド・ユーレク二等軍曹 (E-6)

 レンジャー。チョーク4所属。
 エヴァーズマンと共にスーパー61から降下。担当区域の防御を務める。スーパー61墜落後は墜落現場へと向かうエヴァーズマンと共に移動。その際に民兵の攻撃を受け、校舎に飛び込み難を逃れるがエヴァーズマンとはぐれてしまう。その後付近をさまよっている内に、追い掛けてきたネルソントゥオンブリーに合流。救助車輌隊到着後は車輌部隊の後衛部隊を務め、スタジアムまでの1マイルを走破し生還。

スコット・ギャレンタイン三等軍曹 (E-5)

 レンジャー。チョーク4所属の通信手。
 エヴァーズマンと共にスーパー61から降下。担当区域の防御を務める。スーパー61墜落後は墜落現場へと向かうエヴァーズマンと共に移動。その道中、左手に被弾し親指を損傷。皮一枚を残し切断されるも治療を受け戦線復帰、最後まで通信手の任務を全うした。
 救助車輌隊到着後は車輌部隊の後衛部隊を務め、スタジアムまでの1マイルを走破し生還。

 余談ながら、彼の親指は帰還後の手術で無事くっついたそうである。

ジョン・グライムズ特技下士官 (E-4)

 レンジャー。部隊付き書記。
 作戦前に負傷をしたサイズモアに代わり急遽チョーク4に参加。負傷したブラックバーンを車輌部隊まで搬送後、チョーク4まで戻る途中にRPGの攻撃を受けはぐれたためチョーク1に合流。
 レンジャー本隊と共に第1墜落現場へ移動中、立ち往生した本隊からスティール大尉の命令で、 サンダーソンらデルタ数名に同行し墜落現場へ移動。その際に民兵のテクニカルを単身で撃破するなど第一線兵士顔負けの活躍を示し、『レイジャーは皆レンジャー』を身を持って示した。救助車輌隊到着時は足を負傷していたため装甲車内に格納されスタジアムに帰還し生還。
 
実際はジョン・ステビンズと言う名前の人物であったが、2000年に幼女強姦事件を起こして現在服役中。そのため軍からの圧力により映画では違う名前に変更された。

ショーン・ネルソン特技下士官 (E-4)/ランス・トゥオンブリー特技下士官 (E-4)

 レンジャー。共にチョーク4所属の機関銃手。
 エヴァーズマンと共にスーパー61から降下。担当区域の防御を務めスーパー61墜落後は、墜落現場へと向かうエヴァーズマン達と別れ担当区域の防御に残った。
 しかし車輌部隊との合流に失敗し、取り残されたため徒歩で現場まで移動(その際ネルソンが鼓膜を痛める)。道中ユーレクと合流し、チョーク4本隊への合流直前にはトゥオンブリーが撃たれるも軽傷で済み(その代償としてスミスが負傷し死ぬのだが)なんとか合流を果たした。
 救助車輌隊到着後、車輌部隊の後衛部隊を務め、スタジアムまでの1マイルを走破し生還。

ジェイミー・スミス伍長 (E-4)

 レンジャー。チョーク4所属。
 エヴァーズマンと共にスーパー61から降下。担当区域の防御を務める。スーパー61墜落後、エヴァーズマンと共に墜落現場へ移動し周囲を防衛。追って現場に到着したユーレクネルソントゥオンブリーを援護中、トゥオンブリーを助けるため建物を飛び出し右大腿部を被弾。シュミッドの応急手当の甲斐無く出血多量で死亡する。
 個人的にエヴァーズマンと親しかったため、彼の死はエヴァーズマンにショックを与えた。

トッド・ブラックバーン上等兵 (E-3)

 レンジャー。チョーク4所属。
 作戦前日に補充された新兵。作戦開始直後エヴァーズマンと共にスーパー61からロープ降下したが、降下中にスーパー61が取った急激な回避運動に振り落とされ転落。重傷を負う。
 チョーク4により車輌部隊まで運ばれストルッカー隊が後送。一命を取り留めた。

ジョン・ウォデル特技下士官 (E-4)

 レンジャー。チョーク4所属。
 エヴァーズマンと共にスーパー61から降下。担当区域の防御を務める。スーパー61墜落後はエヴァーズマンに従い墜落現場へ移動。その際ポイントマンとして先頭を努め終始エヴァーズマンと共に行動した。

マイク・クース特技下士官 (E-4)

 レンジャー。チョーク4所属。レンジャー内で数少ないアフリカ系の兵士。
 エヴァーズマンと共にスーパー61から降下。担当区域の防御を務める。スーパー61墜落後はエヴァーズマンに従い墜落現場へ移動。エヴァーズマンと共に第1墜落地点を守り抜いた。
 救助車輌隊到着後、車輌部隊の後衛部隊を務めスタジアムまでの1マイルを走破し生還。その際ソマリアの女性が銃を手にする様にためらい、引き金を撃てずにいた。

マイク・グッデイル三等軍曹 (E-5)

 レンジャー。チョーク4所属。
 エヴァーズマンらと終始行動を共にしているのだが、これといって見せ場がなく、存在感は薄い。兵舎の中では木の棒をナイフで削っていた。

デイル・サイズモア特技下士官 (E-4)

 レンジャー。作戦開始時は未所属。
 もともとはチョーク4所属の機関銃手だったが、作戦前に左肘を痛め直前になってグライムズと交代し基地に待機。しかし戦局の悪化により増援部隊としてストルッカー車輌隊に志願。ギブスをはめていたため一度は拒まれるが、自らギブスを外そうとしてまで参加しようとしたため、ストルッカーに参加を認められる。
 道中、車輌隊より別れフート達と共に第2墜落地点へ移動。墜落したスーパー64を爆破後、第1墜落地点へと移動。その途中でモアリム指揮する強襲部隊を殲滅後、エヴァーズマン達と合流した。 救助車輌隊到着後、車輌部隊の後衛部隊を務めスタジアムまでの1マイルを走破し生還。

トム・ディトマソ中尉 (O-2)

 レンジャー。チョーク2班長。(暗号名:ジュリエット26)
 チョーク2を率いてスーパー61の第一墜落現場へ向かい、エヴァーズマンのチョーク4とともに、周囲を確保する。モアリムらによる民兵の夜襲で負傷する。

ロレンソ・ルイス三等軍曹 (E-5)

 レンジャー。所属チョーク不明。
スーパー61墜落後、墜落地点へ向かうべくスティール大尉に従って移動。その道中で民兵のテクニカルの重機関銃に被弾し重傷。部隊が立ち往生したため後送もできず、夜半過ぎになってようやく救助部隊に回収され帰還したが既に手遅れであった。帰還後、スティールが見舞った際に重体の身ながら「再出撃の際は連れていってくれ」と懇願している。

 エンドクレジットで語られている手紙は、劇中で万が一の際にとサイズモアに託した家族宛の遺言である。

ジェフ・ストルッカー二等軍曹 (E-6)

 レンジャー。車輌部隊所属。
 負傷したブラックバーンを後送させる為に三輛のハンヴィーを先導して基地に戻る。デュラントのスーパー68が墜落した後は再び車輛隊を組み直し、その際弱気になっていたトーマスを諭した。バリケードによりハンヴィーで第二墜落現場には近づけず、途中でフートら三名のデルタ隊員とサイズモアを降ろす。

ドミニク・ピラ三等軍曹 (E-5)

 レンジャー。車輌部隊所属。
 レンジャーの人気者で、作戦前日にはスティール大尉の物真似で周囲を笑わせていた。ストルッカー車の車輌射手として参加。待機位置にてマクナイト中佐に反撃の許可を求めている。要人確保後、ブラックバーン後送のため先発。帰還の道中で民兵の銃撃を受け首に被弾、即死する。本作戦でのアメリカ軍最初の戦死者となった。

ケイシー・ジョイス三等軍曹(E-5)

 レンジャー。車輌部隊所属。
 マクナイト隊に従い乗車戦闘。途中、RPG攻撃によりトラックが破壊された際に降車して反撃中に建物上より狙撃を受け、出撃前に重いからと背面の抗弾パネルを抜いていたその背中に被弾、死亡する。

クレイ・オシック二等兵 (E-1)

 レンジャー。車輌部隊所属。
 マクナイト隊に従い乗車戦闘。途中、RPGによりトラックが破壊された際に降車して反撃中、足下に身元不明の左腕を発見し、自分のポケットに押し込んだ。直後マクナイト中佐の指示でウェックスの遺体を車内に搬送している。
 コワルスキーのRPG被弾時には隣に座っており負傷。幸い軽傷で済んだためコワルスキーに代わってトラックの運転手を任された。

ジョン・マドックス特技下士官 (E-4)

 レンジャー。車輌部隊所属。
 マクナイト中佐が乗るハンヴィーの運転手として搭乗。市内迷走中、運転するハンヴィーがRPGに被弾し顔面を負傷。失明しながらもアクセルを踏み続け車輌部隊を引っ張った。

ケニー・トーマス三等軍曹 (E-5)

 喘息持ちのレンジャー。車輌部隊所属。
 ブラックバーン後送のため、ストルッカーの車輛に搭乗して基地に帰還。幸い負傷はしなかったものの、戦闘時のショックで再出撃を告げられた時に出撃を拒否。しかしストルッカーに諭され最後は自分の意志で再出撃した。

リチャード・コワルスキー二等兵 (E-1)

 レンジャー。車輌部隊所属。
 車輌部隊のトラック運転手として参加。ジョイスが撃たれた時に駆け寄るレンジャーは彼である。その後、市内を迷走中にRPGがトラックに命中。幸い不発だったものの弾頭は彼自身を直撃。左腕は吹き飛ばされ、弾頭は胴体を貫通しめり込んでしまう。トラックに収容され帰還するも間もなく死亡。

トム・マシューズ中佐(O-5)

 第160特殊戦航空連隊(160th SOAR)第1大隊長。強襲作戦の航空部隊指揮官。
 デルタのハレル中佐と共にC-2ヘリから指揮を執る。

クリフ・“エルヴィス”・ウォルコット准尉 (CW-4)

 第160特殊戦航空連隊所属。ブラックホーク『スーパー61』機長。
 エヴァーズマン達チョーク4を乗せ作戦に参加。チョーク4を目標地点に降下させている。降下終了後は目標地点を周回防御。その途中、敵兵の放ったRPGがテールローターに被弾。機体は制御を失い墜落。彼自身その際の衝撃で死亡した。

ドノヴァン・”ブル”・ブライリー准尉

 第160特殊戦航空連隊所属。ブラックホーク『スーパー61』副操縦士。
 スーパー61の墜落でウォルコットと共に死亡する。

マイク・デュラント准尉 (CW-4)

 第160特殊戦航空連隊所属。ブラックホーク『スーパー64』機長。
 スーパー61墜落後、スーパー61が担当していた滞空地点に代わって展開するも、彼の機体にもRPGが被弾し墜落。打ちどころが良かったために一命は取り留めるも重傷。救助に降下したゲイリー・ゴードン、ランディ・シュガートと共に増援到着まで防戦するが、ゴードンが死亡、次いでシュガートも死亡し、最後に自分の銃弾も尽きたため死を覚悟、暴徒に暴行を受け虐殺直前、取引材料に使えると判断したモアリムらに命を救われ捕虜となった。

 戦闘終結後、アイディード派がアメリカとの交渉に応じ赤十字を通して11日後に解放。スーパー64搭乗員の中で唯一の生還者となる。

マイク・ゴフィーナ准尉

 第160特殊戦航空連隊所属。ブラックホーク『スーパー62』機長。
 スーパー64墜落後、墜落現場上空に留まり現場から民兵や群衆を遠ざける。その後搭乗していたデルタのシュガートゴードンを現場確保のために降下させる。

ダン・ジョラータ准尉

 第160特殊戦航空連隊所属。SAR機であるブラックホーク『スーパー68』機長。
 スーパー61の墜落現場にウィルキンソンら衛生兵を降下させる。

ケイス・ジョーンズ准尉

 第160特殊戦航空連隊所属。リトルバード『スター41』機長。
 スーパー61の墜落現場に着陸し、ブッシュを含む二名のデルタ隊員を救出する。本人が本人役で出演。

ティム・ウィルキンソン二等軍曹 (E-6)

 SAR(Search and rescue helicopter:捜索救難ヘリ)所属の救助兵。
 作戦開始時はブラックホーク『スーパー68』に搭乗し上空待機していたが、ブラックホーク61墜落の報を受け救助のため降下。機体内に留まり、負傷兵の看護に努めた。

モアリム

 アイディード派ソマリア民兵の現場指揮官。
 アメリカ基地に監視を配置し、強襲部隊の出撃をいち早く察知し戦闘部隊を指揮して強襲部隊と対決。彼の指揮する民兵の放ったRPGがスーパー61に命中し撃墜した。スーパー64の第二墜落現場ではフィリンビと共に現れ、デュラントを確保。その後テクニカルの重機関銃と無反動砲を率いて第1墜落地点のエヴァーズマンディトマソ達を急襲。火力で一時は圧倒したがフート率いる増援部隊に背後を取られ車輌部隊は壊滅。彼自身、無反動砲の直撃を受け死亡したと思われる。

フィリンビ

 アイディード派ソマリア民兵の幹部。第2墜落現場では虐殺される直前のデュラントを取引材料にすべく保護。拘束されているデュラントに対し、内戦に対するソマリア人の視点を述べる。


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