*AMT バックアップ/AMT Back Up [#c719a9b0]

|モデル|全長|重量|口径|装弾数|作動方式|製造国|h
|~−|−|−|[[.22LR>口径]]|7+1|SA|アメリカ|
|~380(380DA)|127mm|510g|[[.380ACP>口径]]|5+1&br;6+1|SA/DA|アメリカ|
|~94300|146mm|709g|[[9mmparabellum>口径]]|6+1|DA|アメリカ|
|~38830|146mm|680g|[[.38Super>口径]]|6+1|DA|アメリカ|
|~−|−|−|[[.357SIG>口径]]|5+1|DA|アメリカ|
|~4434|146mm|709g|[[.40S&W>口径]]|5+1|DA|アメリカ|
|~−|−|−|[[.400Corbon>口径]]|5+1|DA|アメリカ|
|~45(45DA)|146mm|652g|[[.45ACP>口径]]|5+1|SA/DA|アメリカ|
|~II|127mm|510g|[[.380ACP>口径]]|5+1/6+1|SA|アメリカ|

 1980年代後半にAMT社から発売された小型拳銃。
 ガバメントを元にしているものの、コンシールドキャリー、ディフェンスオートとしてのコンセプトを貫いている。[[ハンマーレス]](撃鉄内臓)、ピンのはめ込みによる組み立て、約2.15mmの溝によるフロント及びリアサイト、全体的に丸みを帯びたデザインなど、取り出し時の引っ掛かりを極力押さえ、緊急時に速射できるよう設計されている。ファイアリングピンセーフティや、装弾の有無を確認する点検窓などの標準的な機構も備えており、全長が短いにもかかわらず命中精度に関しての評判も悪くない。.380ACPモデル以下がスモールフレーム、それより大きいものはラージフレームを使用し、コンパクトさを追求した.380ACPモデルと、一撃で相手を無力化する.45ACPモデルがメジャーとなっている。

 ところが総ステレンススチール製と変なところでAMT社らしさが出てしまい、大きさの割りに重く、これは護身用拳銃としてのコンセプトと完全に矛盾している。更にピンで組み立てられているため分解には手間が掛かり、メンテナンス性も悪い。メンテナンスをしないと壊れやすくなるが、修理してもらおうにも製造元のAMT社はガリーナ社に買収されてしまったのでアフターケアが出来なくなっている。
 のちに似たようなコンセプトで、プラスチックフレームで軽量の[[グロック 28・36>グロック 26]]が登場したことによって、グロッグブランドにサブコンパクトの地位を奪われてしまった。

 [[シングルアクションオンリー>シングルアクション]]は、トリガーガード後方にマニュアルセイフティと、グリップ後方にグリップセーフティが設けられており、トリガーはガバメント型をしている。
 その後1992年に発売された[[ダブルアクションオンリー>ダブルアクション]]では、それらのセイフティを廃しトリガープルを8bl.(マニュアルより。1ポンドは453.6グラムなので約3.6kg)以上にすることによってのみ安全性を保っている。それに伴いトリガーの形も[[ベレッタ]]型の一般的な物に変更されている。

 尚、.380ACPマガジンにおいて、フィンガーエクステンションが付いていないマガジンは装弾数が一発増える。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|中国の野望|小説|フィリックス|−|
|[[ファントム オブ インフェルノ]]|−|−|項目参照|
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