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*.408 チェイタック弾 / .408 Cheytac
.408チェイタック弾は、2000m先でも十分な破壊力と命中精度を維持できるように長距離[[狙撃銃>狙撃銃]]向けに開発された弾薬である。設計者はジョン・タイラーとウィリアム・ワードマン。
1997年から.505ギブス弾をベースに開発が行われ、.400テイラーマグナム弾として試作された。その後、さらに改良が行われ、2001年に.408チェイタック弾が完成した。
.408チェイタック弾のブレットは通常の[[フルメタルジャケット弾>フルメタルジャケット弾]]ではなく、カッパーニッケル合金の削り出し加工で作られる。この為、ブレットの先端部は鋭く尖った形状をしており、空気抵抗を減少させることができる。
.408チェイタック弾は長距離狙撃だけでなく、対物狙撃としての利用も想定されている。チェイタック社の実験によると、419グレイン弾は590mの距離で1.27cmの鋼板を貫通させることに成功している。
また、近年この弾薬をベースに新たな長距離狙撃用弾薬が開発されている。例えば、.338スナイプタック弾や.375チェイタック弾、.40ロバエフ弾、.408テジャス弾などが挙げられる。これらの弾薬は主に民間人が長距離射撃を行うために開発されたものである。
|弾丸直径|薬莢全長|リム形状|重量|銃口初速|初活力|有効射程|代表的な銃|h
|10.36mm|77.21mm|[[リムレス>リム]]|27g(419グレイン)|2850fps|8.372 ft-lbs|2000m|[[チェイタック M200>小銃/チェイ・タック M200]]|
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CENTER:※データは [[チェイタック・USA社>https://cheytac.com/]] からのもので、あくまで一例です。&br;弾薬の種類や製造元、発射する銃によって数値は異なります。
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