擲弾発射器(Grenade Launcher)

 火薬などの力で擲弾(グレネード)を発射する火器の総称。
 火薬の発達と共に、殺傷力に長ける爆発物を敵陣に投げ込むため擲弾や手榴弾などが開発されていったが、第二次大戦前後になると従来の人力で榴弾を投げ込む方法から、銃と同じ様に火薬を使って発射される方式が主流になっていった。
 第二次大戦では小銃で空砲の反動を使った小銃榴弾(ライフルグレネード)、ベトナム戦争では榴弾自体に発射機能を追加したM79などの登場で歩兵の火力は増大した。
 さらに、M203のような小銃に装着するタイプが登場し、専用の人員を要することなく擲弾発射器が使用可能となった。
 その他にも、MK19のようなフルオートでグレネード弾を連射することが可能なものや、コンピュータ制御により敵兵の頭上で炸裂するグレネード弾なども登場している。

擲弾発射器リスト


最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 西側の40mm弾ならライフリングによる旋転で解除される安全装置を信管に搭載しているため、これに不良が無い限りは爆発しません。 -- 2018-08-24 (金) 21:03:26
  • 可能であれば、散弾銃の弾薬 / Shotgun shellみたいな擲弾発射器の弾種のページを作って欲しいです。 -- 2019-01-04 (金) 16:05:54
  • 「ルパン三世 プリズン・オブ・ザ・パスト」の終盤でヒモを引っ張ってコッキングする型式のオートマチックグレネードランチャーが登場しましたが、実際にそういう操作をするオートマチックグレネードランチャーはあるのでしょうか? -- 2019-12-21 (土) 21:27:27
  • 作品を見ていないので当該火器か分かりませんが、アメリカ軍のMk.47ランチャーは引き紐タイプのハンドルを使用しています。 -- 2019-12-21 (土) 22:05:32
  • コルトM79のページに>戦場での最至近発射距離は32mと規定で決められているが、射手が身を隠す障害物があれば10mの距離に撃つこともできた とありますがターミネーター2の最後でT-100にT-800がグレネードを撃ち込むシーンは描写的に間違いではないと言う事でしょうか? TVで放送される度に距離が近すぎて信管が作動しないのでは?と思ってましたが・・・ -- 2021-04-28 (水) 20:06:03
  • M79とかの40mmに使われる信管の安全装置が解除される距離は弾によって違いますが短いものだと2.4〜3mなので、それこそ自爆するような撃ち方も可能です。 -- 2021-04-29 (木) 11:49:07
  • 現在のグレネード弾はRHA換算で何mmの装甲を貫通可能でしょうか? 検索すると 06式小銃てき弾の数値が出てきますが正直、自衛隊の装備はガラパゴス化しかけてると見てるので参考にしていいのどうか...... -- 2021-05-16 (日) 18:09:22
  • 米軍のM433(携行用)やM430(自動用)なら50mm、中国のDFJ87なら80mm。 -- 2021-05-16 (日) 19:29:33
  • 解説がアメリカに偏ってて抜けがあったのでいくらか修正。 -- 2021-10-04 (月) 20:59:06
  • 何者かによって豊和工業 96式自動てき弾銃の項目が削除され閲覧できない状態になっています。 -- 2023-12-22 (金) 09:52:12
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