#author("2024-01-28T09:21:35+09:00","default:user","user")
*US チャイナレーク・グレネードランチャー / China Lake Grenade Launcher【擲弾発射器】[#w38d2141]
#ref(China-Lake.jpg,center,nolink,チャイナレーク擲弾発射器)
|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|875mm|3.72kg(未装填)|[[40mm×46>口径#GLAmmo]]|3+1|アメリカ|

 1960年代末、アメリカのチャイナレーク海軍武器センターで開発された[[ポンプアクション]]式[[グレネードランチャー>擲弾発射器]]。ベトナム戦争初期、当時使用されていた[[M79>コルト M79]]やXM148、T148E1(([[スプリングフィールド造兵廠>スプリングフィールド]]で開発された連発式擲弾発射器。最大3発の連射が可能だった。))などの擲弾発射器では満足しなかった米海軍[[SEAL]]の依頼によって開発された火器である。単に「チャイナレークモデル」とも呼ばれる。

 1980年代に本器を元に設計されたEX-41擲弾発射器と混同されることがあるが、EX-41はコンセプトデザインの域を出ないまま、プロトも製作されないまま計画中止になったもので、チャイナレーク・グレネードランチャーとは全くの別物である((詳細は定かではないが、同コンセプトの武器で、米軍の武器としては珍しく型番が知られていないためEX-41がそれに相当すると誤認し得ること、海外の古参銃火器サイトModern Firearmsで混同されたことなどが大きな理由と考えられる))。

 本器は、ポンプ式[[散弾銃]]のような構造を持ち、操作方法も殆ど同じである。砲身下部にあるチューブラーマガジンに最大3発のグレネードが装填でき、チャンバーの装填分とあわせて最大4発の連射が可能で、発砲するごとに[[フォアエンド>ハンドガード]]を引いて薬莢の排出と次弾の装填を行う。
 本器は、ポンプ式[[散弾銃]]のような構造を持ち、操作方法も殆ど同じである。砲身下部にある[[チューブラーマガジン>マガジン]]に最大3発のグレネードが装填でき、チャンバーの装填分とあわせて最大4発の連射が可能で、発砲するごとに[[フォアエンド>ハンドガード]]を引いて薬莢の排出と次弾の装填を行う。
 主要な部品の多くをアルミ合金で形成しているためサイズの割りに非常に軽量で、連射が利くことから通常の榴弾だけでなく散弾を用いての[[CQB]]にも用いられる予定であった。しかし実際には、確実に動作させられる弾種はごく限られていたようである。
 生産数には諸説あるが、20〜30挺ほどが製造され、SEALのほか、数挺が[[フォース リーコン]]や、[[グリーンベレー]]の第5特殊部隊グループに供給されたとされる。
 生産数には諸説あるが、20〜30挺ほどが製造され、SEALのほか、数挺が[[フォース リーコン]]や、[[グリーンベレー]]の第5特殊部隊グループに供給されたと云われる。
  
 余談だが、外見や重量は大きく異なるものの、作動方式や装弾数はほぼ同じ[[GM-94>擲弾発射器/KBP GM-94]]が1994年からロシアで使用されており、こちらは現役である。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|Dead Trigger2|ゲーム|カイル|−|
|[[Fallout: New Vegas>フォールアウト]]|−|−|項目参照|
|THE 歩兵2〜戦友よ先に逝け〜|ゲーム|−|ゲーム内名称「FX−41」|
|青の祓魔師|アニメ|−|第22話&br;武器庫内に保管されていた物|
|~|~|ヒゲの祓魔師|第22話&br;大蛇退治にて|
|~|~|−|第22話&br;タブレットに映った資料画像|
|[[アンチャーテッド]]|−|−|項目参照|
|[[学園大戦ヴァルキリーズ 暴力の王国]]|−|−|項目参照|
|[[コール オブ デューティ: ブラックオプス]]|−|−|項目参照|
|[[ザ・ファイナルズ]]|−|−|項目参照|
|[[ブラック・ラグーン>BLACK LAGOON]]|−|−|項目参照|
|[[迷彩君]]|−|−|項目参照|
|[[メカニック]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[Wikimedia Commons>http://commons.wikimedia.org/wiki/File:China_Lake_4x40_REMOV.jpg]]から転載しています。
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