*二連式散弾銃 / Double-barreled shotgun
 二連式散弾銃は、銃の連発化の為に考え出された中で、最も歴史の古い設計の[[散弾銃]]である。
 水平二連式(Side by side)とよりモダンな上下二連式(Over & under)のふたつがあり、文字通り左右か上下に銃身が2本並んでいるのが特徴である。[[弾薬>散弾銃の弾薬]]の装填と排莢は、中折れ式(Break action)としたものが一般的で、狩猟用やスポーツ射撃用として、現在もポピュラーな銃器である。

 [[セミオート]]や[[ポンプアクション]]式の散弾銃に比べ構造的にシンプルで、機械的なトラブルのリスクが少ないことから、散弾銃を用いる射撃競技では普通この(上下)二連式が用いられる。また、薬莢を遠くに飛ばしたりすることもなく、弾を抜いて、折った状態で持ち運べば、見た目にも安全とわかりやすいことから、初心者向けとしても好まれる銃種である。
 西部開拓時代やアメリカ独立戦争の際に自前の猟銃を持ち出していたこともあり、この頃を題材としたフィクションにおいて、しばしば登場する。自前の銃の持込が許可されている軍では、使い慣れた銃でなおかつ信頼性が高い武器として持ち込む兵士も多い。

 これらの二連式の銃は、散弾銃以外にも[[ライフル>小銃]]やごく初期の[[拳銃]]などにも存在する。
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 以下著名なものを記載する。
|モデル|ゲージ|全長|銃身長|重量|製造国|h
|~レミントン スパルタン100|12ゲージ|44.5〜39インチ|19.5〜24インチ|6.5ポンド|アメリカ|
|~イサカ オートバーグラー|20ゲージ|16インチ|12.5〜10.1インチ|4.5ポンド|アメリカ|
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