第二次世界大戦、太平洋戦線で起こった「硫黄島の戦い」を日米双方の視点から描いた「硫黄島プロジェクト」の日本側視点の作品。
先発のアメリカ側視点作品は「父親たちの星条旗」。
1944年6月、戦局が悪化の一途を辿っていた太平洋戦争下の硫黄島に一人の将校が降り立った。新たに硫黄島守備隊指揮官に任命された陸軍中将・栗林忠道(渡辺謙)は、駐在武官としてアメリカに滞在した経験がある数少ない知米派将校の一人であり、それ故に誰よりも米軍の強大な軍事力を知り尽くしていた。勝ち目の無い戦と知りつつ、日本本土防衛のため、1日でも長く硫黄島を守る事に意味があると考えた彼は、反発する陸海軍の古参将校・士官らを押し切り、防衛計画を練り直す。これまでの将校と違い、合理主義者である栗林の存在は、日々の生活に絶望していた西郷昇陸軍一等兵(二宮和也)らに新たな希望を抱かせる。栗林は隷下の将兵に無意味な万歳突撃や自決を禁じ、硫黄島地下に坑道をめぐらせ要塞化し、死よりも苛酷な持久戦へ持ち込むのであった…
使用者 | 銃器名 | 備考 |
栗林忠道 陸軍中将 | M1911 | 象牙グリップ アメリカ駐在武官時代に贈呈されたもの |
西竹一 陸軍中佐 | 東京砲兵工廠 九九式短小銃? | − |
西郷昇 陸軍一等兵 | 東京砲兵工廠 九九式短小銃? | 後半銃剣付 |
清水洋一 陸軍上等兵 | 南部 九四式拳銃 | − |
東京砲兵工廠 九九式短小銃? | 銃剣付も | |
日立工機 九二式重機関銃 | − | |
九七式手榴弾 | 未使用 | |
野崎 陸軍一等兵 | 南部 九四式拳銃 | 清水の物を使用 |
東京砲兵工廠 九九式短小銃? | − | |
九七式手榴弾 | − | |
樫原 陸軍一等兵 | 東京砲兵工廠 九九式短小銃? | 末期型 |
谷田 陸軍大尉 | 南部式自動拳銃 | 小型 |
大久保 陸軍中尉 | 南部 十四年式拳銃 | 後期型 |
東京砲兵工廠 九九式短小銃? | − | |
九七式手榴弾 | − | |
伊藤 海軍大尉 | 九三式戦車地雷 | 未使用 |
小澤 | 日立工機 九二式重機関銃 | − |
サム | US M2火炎放射器 | − |
大日本帝国陸軍 兵士 | 東京砲兵工廠 九九式短小銃? | 末期型もあり 銃剣付もあり |
中央工業 九九式軽機関銃 | 銃剣付もあり | |
日立工機 九二式重機関銃 | − | |
九七式手榴弾 | − | |
海軍陸戦隊 兵士 | 東京砲兵工廠 九九式短小銃? | 末期型もあり 銃剣付もあり |
中央工業 九九式軽機関銃 | − | |
アメリカ海兵隊兵士 | オートオードナンス トンプソンM1A1 | − |
スプリングフィールド M1 | M1バヨネット付きもあり | |
ウィンチェスター M1 | − | |
US M1918A2 | 二脚付き 発砲なし | |
ブローニング M1919A4 | M2三脚架 | |
M1911 | 終盤、栗林中将のものを拾い上げる | |
US M2火炎放射器 | − | |
US MkII手榴弾 | − |
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