*突撃銃(Assult Rifle) [#c3122eec]
 従来の小銃弾の弾身長を切りつめた、短小弾を使う[[自動小銃]]の総称。
 第一次大戦での戦訓から、それまでの小銃弾の長射程(最大射程1000m)を存分に使う機会が少なく、その半分の距離以下で交戦が行われる事が多い事が判明した。そこで弾を小型化させ射程を犠牲にする代わりに連射制御性と携行弾数を高めた物が突撃銃である。
 1930年代から研究開発が行われ、1940年代にはドイツの[[Stg44>ハーネル Stg44]]や、アメリカの[[M1 カービン>ウィンチェスター M1]]が実戦投入された。その後は、ソ連の[[AK47>USSR AK47]]やアメリカの[[M16>コルト AR15]]など、現在の主力歩兵火器となっており、近年では[[ブルパップ]]型や薬莢の要らないケースレス弾、歩兵同士の情報データリンク機能を持つ次世代銃の研究開発が進められている。
*突撃銃(Assault Rifle) [#c3122eec]
 従来のものよりも小口径な[[自動小銃]]の総称。
 第一次大戦での戦訓から、それまでの小銃弾の長射程(最大射程1000m)を存分に使う機会が少なく、その半分以下の距離で交戦が行われる事が多い事が判明した。そこで弾を小型化させ射程を犠牲にする代わりに連射制御性と携行弾数を高めた物が突撃銃である。
 1930年代から研究開発が行われ、1940年代にはドイツの[[Stg44>ハーネル Stg44]]や、アメリカの[[M1 カービン>ウィンチェスター M1]]が実戦投入された。
 その後は、ソ連の[[AK47>USSR AK47]]やアメリカの[[M16>コルト AR15]]などが登場し、現在でもこれらの流れを汲んだ突撃銃や弾薬が主流である。近年では[[ブルパップ]]型や薬莢の要らないケースレス弾、歩兵同士の情報データリンク機能を持つ次世代銃の研究開発が進められている。

 なお突撃銃や自動小銃と、[[軽機関銃]]は共に連続発射が可能な銃だが、区別の指針として前者(突撃銃、自動小銃)が『連射“もできる”銃』に対して、後者(軽機関銃)は『連射“が前提の”銃』である事。前者は携帯性の高さを重視し銃身の厚みが無く交換も困難なため、長時間の連続発射には向いていない。
 なお突撃銃や自動小銃と、[[軽機関銃]]は共に連続発射が可能な銃だが、前者(突撃銃、自動小銃)が『連射“もできる”銃』なのに対して、後者(軽機関銃)は『連射“が前提の”銃』である。突撃銃、自動小銃は携帯性の高さを重視し銃身の厚みが無く交換も困難なため、長時間の連続発射には向いていない。


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