*KBP ASh-12.7 / КБП АШ-12.7【突撃銃】
#author("2023-12-15T00:46:19+09:00","default:user","user")
*KBP ASh-12.7 / КБП АШ-12.7【突撃銃】 [#zbd82015]
#ref(ASh-12_Bullpup_assault_rifle.jpg,center,65%,リボルビングランチャーを装着したASh-12.7)
|全長|重量|口径|装弾数|発射形式|連射速度|製造国|h
|1020mm|6.0kg|[[12.7mm×55>口径]]|10/20|S/F|650発/分|ロシア|
|モデル|全長|重量|口径|装弾数|発射形式|連射速度|製造国|h
|Ash-12.7(プロトタイプ)|1020mm|6.0kg|[[12.7mm×55>口径]]|10/20|S/F|650発/分|ロシア|
|ShAK-12|1000mm|5.2kg|~|~|~|500-750発/分|~|

 ASh-12.7([露]Автомат штурмовой 12.7мм。[英]Automatic Assault Rifle, 12.7mm)は、ロシア連邦保安庁(FSB)の要請で、KBP開発局の傘下であるTsKIB SOO(スポーツ及び狩猟用火器中央設計局)が2010年に開発した、[[ブルパップ]][[アサルトライフル>突撃銃]]である。
 重武装化([[ボディアーマー]]着用など)する犯罪者やテロリストに対抗するため、[[VKS>小銃/KBP VKS]][[スナイパーライフル>狙撃銃]]のものと同じ、高い貫通性能と[[ストッピングパワー]]を発揮する.50口径弾(後述)を使用する設計である。
 ASh-12.7(([露]Автомат штурмовой 12.7мм。[英]Automatic Assault Rifle, 12.7mm))は、ロシア連邦保安庁(FSB)の要請で、KBP開発局の傘下であるTsKIB SOO(スポーツ及び狩猟用火器中央設計局)が2010年に設計、[[カラシニコフ・コンツェルン>イズマッシュ]]が製造する[[ブルパップ]][[アサルトライフル>突撃銃]]である。
 [[ボディアーマー]]や障害物越しの相手に対して高い貫通力と[[ストッピングパワー]]を持つ、[[VKS>小銃/KBP VKS]][[スナイパーライフル>狙撃銃]]のものと同じ12.7mm×55弾を使用する。

 作動方式は[[ガスオペレーション]]。レシーバーは[[プレス>プレス加工]]スチール製のアッパーと[[ポリマー製>ポリマーフレーム]]のロワーで構成されている。[[キャリングハンドル]]上部に[[ピカティニーレール]]と[[フリップアップサイト>オープンサイト]]を備えているが、上掲写真のようにハンドルを廃してレシーバー上部にレールを配したモデルもある。銃口には、.50口径弾の反動・発砲音を抑えるための[[マズルブレーキ>コンペンセイター]]や[[サイレンサー>減音器]]が装着可能。[[マニュアルセイフティ>安全装置]]を兼ねた[[セミ>セミオート]]/[[フル>フルオート]]のセレクターレバーは[[アンビ]]デザイン。[[ハンドガード]]下部には[[フォアグリップ]]を装着するが、40mm口径の3連発[[リボルビングランチャー>擲弾発射器]]を装着したモデルも公開されている。
 作動方式は[[ガスオペレーション]]。レシーバーは[[プレス>プレス加工]]スチール製のアッパーと[[ポリマー製>ポリマーフレーム]]のロワーで構成されている。[[ハンドガード]]は4面[[ピカティニーレール]]となっている。
 レシーバー上部はプロトタイプ(上掲画像)では[[キャリングハンドル]]かフラットトップの2種類が存在したが、生産モデルでは着脱式のキャリングハンドルへと変更され、フリップアップ式の[[バックアップサイト>照準器]]がキャリングハンドルとレシーバーにリア、フロントサイトをそれぞれ装着している。
 [[アンビ]]の[[セイフティ>安全装置]]レバーをグリップ上部に配し、機関部の後方・ストック右側面に[[セミ>セミオート]]/[[フル>フルオート]]のセレクターレバーを備える。[[AK>USSR AK47]]系列同様、[[マガジンリリース>マガジンキャッチ]]はパドル式で、[[ホールドオープン>スライドストップ]]機能は無く、排莢孔は右側面のみ。[[コッキングハンドル]]はボルトキャリア右側に固定されているため、発砲に連動して前後動する。
 銃口には[[マズルブレーキ>コンペンセイター]]や[[サイレンサー>減音器]]が装着可能。減音器はVKSのように静音性重視の銃と同等の長さを持つ巨大なものと、コンパクトさを重視するショートタイプのものが存在する。プロトタイプでは40mm口径の3連発[[リボルビングランチャー>擲弾発射器]]を装着したモデルも公開されている。

 使用弾薬のコンセプトはアメリカの.50ベオウルフ弾と似ている。ASh-12.7で通常使用される12.7mm×55弾は、軽量なアルミ合金コアの超音速弾を使用する(VKSは亜音速弾)。このほか、VKSと共用の亜音速重量弾/[[徹甲弾>アーマーピアシング弾]]/二重装填弾(([英]duplex load 弾頭が2発入っている弾薬。))が揃っている。
//[[マニュアルセイフティ>安全装置]]を兼ねた[[セミ>セミオート]]/[[フル>フルオート]]のセレクターレバーは[[アンビ]]デザイン。[[ハンドガード]]下部には[[フォアグリップ]]を装着するが、40mm口径の3連発[[リボルビングランチャー>擲弾発射器]]を装着したモデルも公開されている。
//↑コントロール周りの改訂に伴い一旦コメントアウト。

 使用弾薬のコンセプトはアメリカで開発された.50ベオウルフ弾と似ている。ASh-12.7用に設計された12.7×55mm弾は、VKSなどでも使用される亜音速重量弾/[[徹甲弾>アーマーピアシング弾]]のほか、軽量なアルミ合金コアの超音速弾や二重装填弾(([英]duplex load 弾頭が2発入っている弾薬。))が用意されている。
 なお本弾薬を使用する5連発の[[リボルバー>回転式拳銃]]''Rsh-12''が試作されている。
 
 2017年頃には生産モデルとして「ShAK-12((英:Automatic Assault Rifle Complex))」に名称が改められている。バレルが短縮化され、レシーバー内にマズルが収まる形となっており、排莢口にダストカバーが追加された。重量は5.2kgまで削減されている。
 射程は弾種によるが100〜300m程度とされており、市街地戦において過度な射程を持たない高威力ライフルとして設計されている。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|Survarium|ゲーム|プレイヤー|20連弾倉|
|Survarium|ゲーム|プレイヤー|20連[[弾倉>マガジン]]|
|[[エスケープ フロム タルコフ]]|−|−|項目参照|
|[[コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア]]|−|−|項目参照|
|[[ドールズフロントライン]]|−|−|項目参照|
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