小は拳銃から大はミサイル・戦車・自走砲まで、中国の銃器・兵器製造を一手に引き受ける造兵公社(国営企業)。しかし民間向けのトラックや大型バスの製造(ライセンス生産)、さらには鉄道や発電所の建設まで手がけるなど、守備範囲は非常に広い。
銃器(小火器)については、大別して輸出向けと自国の軍・警察向けのグループがあり、輸出向けは他のメーカーのコピー品が圧倒的に多い。安い人件費を生かした低コストが売りだが、外見はそっくりでも材質や細部の工作はオリジナルよりも一段(あるいはそれ以上)落ちるというのが定評。特に各部品の『面取り』が甘く、素手でさわると部品の角でザクザク指を切ってしまうとよく言われる。
『粗悪なバッタ物』のイメージが強いが、バレルなど主要な部品の精度は意外に高いとのレポートもある(もちろん、取材向けに特にできの良い物を用意している可能性はあるが、これは結構他のメーカーでもやっていることである)。
また製品の輸出だけでなく、イランなどへの技術協力・供与も進めている。
自国向けの製品でも、旧ソ連などのコピーが目立つが、64式微声手鎗やナイフ ピストルなど、ユニークな独自設計の物も少なくない。八路軍時代から得意のゲリラ戦術に適した、サイレンサー装備の銃器が多いのも特徴だ。
51式手鎗(ソ連製トカレフ部品を用いたノックダウン生産型)
54式手鎗(ソ連国交悪化後に51式を自国向けに改良、自国部品で製造したコピー生産型)
59式手鎗
64式微声手鎗
92式手鎗
PPN手鎗
50式冲锋槍?
64式微声冲锋槍?
85式冲锋槍(M320 SMG)?
411式冲锋槍?
JW-9狙書B步槍
56式自動歩槍
63式自動歩槍
86式自動歩槍
88式自動歩槍
95式自動歩槍
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