| モデル | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 発射速度 | 発射形式 | 製造国 |
| 九六式 | 1075mm | 10.2kg | 6.5mm×50SR弱装弾 | 30 | 550発/分 | F | 日本 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 九九式 | 1190mm | 11.5kg | 7.7mm×58 |
九六式軽機関銃は、皇紀2596年（1936年）に日本陸軍で採用された南部 麒次郎の設計による軽機関銃である。ZB26に外見が類似しているが、構造的には別物で、南部 麒次郎が設計に関与した多くの機関銃と同じくフランスのホチキス式機関銃の影響が強い。
光学照準器が用意されており、命中精度を重視した設計であった。銃身内部はクロームラインが施されており銃身の耐久性も高い。
プレス加工を用いているため安価でありながら、銃身の交換が容易で部品の互換性も高く、比較的優れた設計であった。しかしながら他の旧日本軍の機関銃同様に排莢信頼性が低く、当初旧日本軍で一般的だった弾薬へのオイル塗付機能は備えられていなかったが、後にマガジンローダー側に後付される形で実装されている。
他の旧軍小火器と同様に着剣装置が存在し、銃剣を装備する事が出来る。軽機関銃への着剣機能は世界的にも珍しく、実際に着剣状態で鹵獲されたものも多い。しかし当然ながらサイズ・重量的に白兵戦での使用は難しく、九九式になるとフラッシュハイダーで刀身が半分覆われてしまうなど、実用性にはやはり問題があった*1。
また、マガジンには残弾数を確認する為のカウンターがついている。
皇紀2599年には、更に改良を加えた九九式軽機関銃(画像の物)が登場。九六式が三八式歩兵銃とは異なる6.5mm×50SR弱装弾を使用していたのに対し、こちらは九九式小銃と弾薬の共用が可能になっている。
第二次世界大戦においては、汎用機関銃として九二式重機関銃を、分隊支援火器として九六式・九九式軽機関銃を使用していた。
| モデル | 特徴 |
| 九六式 | 1935年制定。日本陸軍で最も多く用いられた。 |
|---|---|
| 九九式 | 1939年制定。九六式をベースにフラッシュハイダーやストック?に一脚を追加したもの |
| 登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
| 暁!!男塾 少年よ大死をいだけ | − | − | 項目参照 |
| 硫黄島からの手紙 | − | − | 項目参照 |
| ウインドトーカーズ | − | − | 項目参照 |
| 男たちの戦場 | − | − | 項目参照 |
| 学園キノ | − | − | 項目参照 |
| 艦隊これくしょん -艦これ- | − | − | 項目参照 |
| コール オブ デューティ： ワールド アット ウォー | − | − | 項目参照 |
| ザ・カゲスター | 特撮 | サタン帝国戦闘員 | 九六式 |
| ザ・パシフィック | − | − | 項目参照 |
| ジパング | − | − | 項目参照 |
| シン・レッド・ライン | − | − | 項目参照 |
| ストライクウィッチーズ零 | − | − | 項目参照 |
| スワガー・サーガ | − | − | 項目参照 |
| 戦場のメリークリスマス | 映画 | 日本兵 | 九六式 発砲なし |
| 総員玉砕せよ | 漫画 | 日本兵 | 九六式及び九九式 |
| 太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男- | − | − | 項目参照 |
| 太陽を盗んだ男 | 映画 | バスジャック犯 | 九六式 マガジンなし 鈍器としても使用 |
| 父親たちの星条旗 | − | − | 項目参照 |
| 血と砂 | 映画 | 小杉曹長 | 九六式 |
| 犬山一等兵 | − | ||
| トロンボーン | − | ||
| アルト・サックス | − | ||
| 鉄の竜騎兵 | 漫画 OVA | 古代一等兵 宇都宮一等兵 | 九六式,サイドカーに搭載 戦争まんがシリーズ2巻 及びOVA『ザ・コクピット』に収録 |
| ドリフターズ | 漫画 | 犬族 | 飛龍の備品 |
| 南京!南京! | 映画 | 日本陸軍兵士 国民党軍兵士 | 九九式 |
| バトルフィールド1942 | − | − | 項目参照 |
| ペーパーマン | − | − | 項目参照 |
| メダル オブ オナー | − | − | 項目参照 |
| ラストエンペラー | 映画 | 関東軍兵士 | 九九式 発砲なし |
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