*RC アグラム2000 / RC Agram 2000 【短機関銃】
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*RC アグラム2000 / RC Agram 2000 【短機関銃】 [#p2444794]
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|全長|重量|口径|装弾数|連射速度|発射形式|製造国|h
|482mm|1.8kg|[[9mm×19>口径]]|15/22/32|800発/分|S/F|クロアチア共和国|
|482mm|1.8kg|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|15/22/32|800発/分|S/F|クロアチア|

 クロアチア共和国(The Republic of Croatia)製のアグラム2000は、[[ベレッタ M12>短機関銃/ベレッタ M12]]をベースとして開発された[[短機関銃]]である。1990年代に登場。
 クロアチア共和国の造兵廠で開発された[[短機関銃]]。1990年代に登場。

 [[フォアグリップ]]を標準装備しているが、バーティカルタイプのM12と違い、アグラム2000はサムホールタイプである。グリップは人間工学に基づいたデザイン。他に、放熱バレルジャケットやフリップアップ式のリアサイトを備え、[[サプレッサー>減音器]]も装着可能である。連射速度は毎分800発と、M12(毎分550発)よりも速い。バリエーションとして、フォアグリップを取り外した「アグラム2002」がある。
 アグラム2000はサムホールタイプの[[フォアグリップ]]を備えており、[[グリップ>銃把]]は人間工学に基づいたデザイン。他に、放熱バレルジャケットやフリップアップ式の[[リアサイト>照準器]]を備え、[[サプレッサー>減音器]]も装着可能である。バリエーションとして、フォアグリップを取り外し、[[マガジン]]を垂直挿入式にした「アグラム2002」がある。

 軍・法執行機関用に設計された銃であり、クロアチア紛争やコソボ紛争で使用された。しかし、小型・軽量で[[フルオート]]射撃が可能な点が好まれ、闇市場にも相当数のアグラム2000が出回っている。ヨーロッパ諸国では、この銃による犯罪が頻発しているという。
 クロアチア紛争やコソボ紛争に際して設計され、非常にシンプルな構造であるため生産性・整備性ともに非常に優れており、民兵の装備として活躍した。しかし耐久性はそれほど高くなかったため、多くは損耗し、戦後は大半が破棄された。現存しているものも闇市場などに流れ、ヨーロッパ諸国で犯罪に使用される例がしばしば見受けられる。

 なお[[ベレッタ M12>短機関銃/ベレッタ M12]]をベースとしているという説があるが、紛争下で設計された銃器とあって資料は少なく、真偽の程は不明である。全体的な構造面ではかなりシンプルとなっており差が大きい一方、フォアグリップの標準装備やグリップ直上のセレクター、スリット入りボルトハウジングのテレスコピック・ボルトなど、特徴的なパーツには類似点が多い。
 M12との顕著な差異として、生産性を重視したにも関わらずM12と異なり湾曲マガジンを採用している点にも注目すべきであろう。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|Soldier of Fortune: Payback |ゲーム|トーマス・メイソン|ゲーム内名称「AMP-9」|
|Soldier of Fortune: Payback |ゲーム|トーマス・メイソン|ゲーム内名称「AMP-9」&br;[[サムホールフォアグリップ>フォアグリップ]]の下側が切り取られている&br;バレルジャケットの放熱穴が無い|
|怪盗ロワイヤル|ゲーム|−|武器アイテム&br;ゲーム内名称「ゴールデンアグリル3000」&br;ゴールド塗装モデル|
|[[ファークライ3]]|−|−|項目参照|
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