*KBP PP-90M1 / КБП ПП-90М1 【短機関銃】
#ref(pp90m1.jpg,center,nolink,初期のモデル)
#ref(pp90m1.jpg,center,nolink,後期型)
|全長(伸長時)|重量|口径|装弾数|連射速度|発射形式|製造国|h
|424(620)mm|1,7kg|[[9mm×19>口径]]|32/64|500〜600発/分|S/F|ロシア|
|424(620)mm|1,7kg|[[9mm×19>口径#AutoAmmo]]|32/64|500〜600発/分|S/F|ロシア|
 PP-90M1は、ロシアのKBP設計局で、軍・法執行機関ないしセキュリティ機関向けに開発された[[短機関銃]]である。ヘリカルマガジンを始めとして特異な設計を数多く盛り込んだ銃となっている。

 作動はシンプル[[ブローバック]]で、ボディはフォアエンドからレシーバー、グリップ、トリガーガードまで一体整形としたポリマー製である。[[ストック]]はプレススチール製で、本体上方に折り畳むことができる。左側面にセレクターを有し、[[セミ>セミオート]]/[[フル>フルオート]]の切り替えが可能だ。
 外観上の特徴ともなっているマガジンは、円筒形の容器内に螺旋状に弾薬を並べて保持するヘリカル(螺旋)マガジンで、64発というハイキャパシティを有する。同国[[イジェマッシ>イズマッシュ]]の[[ビゾン短機関銃>短機関銃/イジェマッシュ ビゾン]]と同様のマガジンであるが、PP-90M1は、アダプターを接続して、通常のボックスマガジンを使用することも可能だ。ロシア製の7Н31((Нはキリル文字。英字表記では7N31。))という[[徹甲弾>アーマーピアシング弾]]を使用することもあって、短機関銃としてはかなりの火力を有する。また、西側の[[9mmパラベラム弾]]も使用可能となっている。
 PP-90M1で中でも特異なのはチャージング"ボタン"の存在である。銃身の上に据えられた親指ほどの長さに突き出した部品がそれで、指一本で押し込むことで、初弾を薬室に送り込むと共に[[コッキング]]する仕組みだ。とはいえ、リターンスプリングで支えられたボルトと直結したチャージングボタンを、指一本で押し込むのは、そう簡単ではないとか。
 また、フィールドストリッピングは工具不要で、本体前後を貫く長大なディスアッセンブリー・スクリュー一本を抜くだけで可能となっているが、このスクリューが曲者である。要はデカくて長いネジであるため、これ一本を回して抜き取るだけで20〜30秒を要し(当然組み立て直すにも同じ時間を要する)、作業の延べ時間はともかく、使用者を苛立たせるいささか難儀な設計となっている。
 PP-90M1の初期モデルには特異なチャージング"ボタン"が存在した。銃身の上に据えられた親指ほどの長さに突き出した部品がそれで、指一本で押し込むことで、初弾を薬室に送り込むと共に[[コッキング]]する仕組みだ。とはいえ、リターンスプリングで支えられたボルトと直結したチャージングボタンを、指一本で押し込むのはそう簡単ではなく、当然連射後には銃口が過熱しているため、これを避けるのにも注意を要した。また[[サプレッサー>減音器]]を装着するとこれが干渉して、コッキングが困難となる問題もあった。こうしたことからか、2005年に発表されたモデル(上掲画像)では、[[PP-2000>短機関銃/KBP PP-2000]]と同設計の、[[G36>HK G36]]のものに似た左右にフリップするチャージングハンドルに変更されている。
 また、フィールドストリッピングは工具不要で、本体前後を貫く長大なディスアッセンブリー・スクリュー一本を抜くだけで可能となっているが、このスクリューが曲者である。要はデカくて長いネジであるため、これ一本を回して抜き取るだけで20〜30秒を要し(当然組み立て直すにも同じ時間を要する)、作業の延べ時間はともかく、いささか難儀な設計となっている。

 なお、同じKBP設計局製の折り畳み式短機関銃[[PP-90>短機関銃/アレス FMG]]は、名称こそ似ているものの、内部構造的にはまったく異なる、開発元以外には関連性のない銃器である。
|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[コール オブ デューティ: モダン・ウォーフェア3]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[KBP Instrument Design Bureau>http://www.kbptula.ru/]]から転載しています。
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