| 全長(銃床展開時) | 重量 | 口径 | 装弾数 | 連射速度 | 発射形式 | 製造国 |
| 620mm(800mm) | 4.0kg | 9×19mm | 30+1 | 1100発/分 | S/3/F | 韓国 |
K7は韓国の大宇が開発、2003年に発表した短機関銃である。組み込み式のサプレッサーが装備されており、消音性がある。主に韓国軍の特殊部隊向けに開発されたようだ。
レシーバーや伸縮ストックの形状から想像できるように、母体となったのは同じく大宇のカービンライフルK1Aである。アッパーレシーバーはK2のものが流用されている所を見ると、おそらくは退役して余剰になったK1Aの在庫処理の側面もあると思われる。ライフルを短機関銃に改造したという点ではコルト 9mm短機関銃やAUG9等に似ているが、組み込み式サプレッサーの存在は決定的に違うところだ。サブソニック弾を使えば銃声を120デシベル程度まで減音でき、特殊作戦向けの仕様になっている。
K1Aの作動方式はガス圧利用式だったが、流石にそこは受け継がれずブローバック方式に変更されている。ボルトはクローズドボルトである。このことと軽いボルトを使ったことが相まった結果か、連射速度は分間1100発程度にまで上昇しており、フルオートで射撃し続ければたちまちサプレッサーが劣化していくという指摘もある。これを避けるためにか、3点バーストモードが追加されている。
マガジンは専用30連の他にUZIに用いる20、25、32、40連発やPM12Sに用いる20、32、40連発のものも使用可能である。
こういった類の銃の例に漏れず、実銃も情報もなかなか国内から出てこない本銃だが、バングラデシュやカンボジア、インドネシア等で採用されている。
| 登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
| コール オブ デューティ： ゴースト | − | − | 項目参照 |
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