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*ベレッタ PMX【短機関銃】 [#tc533a9c]
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|全長(ストック折畳/展開時)|銃身長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|418/640mm|175mm(6.89in)|2.5kg|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|30|イタリア|

 ベレッタ社が2018年に[[M12シリーズ>短機関銃/ベレッタ M12]]の後継として開発した[[短機関銃]]。

 カラニビエリ((イタリア国家憲兵隊。陸海空軍に次ぐイタリア国防省第4の組織。平時は治安維持等の警察業務にあたり、有事には戦闘部隊として組み込まれる。))やイタリア軍で使用されてきたM12シリーズは、1960年代の設計故、[[光学照準器>照準器]]などのアクセサリー追加を想定しておらず、機構も精度が低下しがちな[[オープンボルト]]撃発の[[ストレートブローバック>ブローバック]]であった。またオールスチール製で、軽素材が多用される現代の目で見るとサイズの割に重い銃となっていた。このため、カラニビエリからM12から最低限の機種転換訓練で済む近代的後継銃を求められたことから、ベレッタ社が本銃を開発した。
 カラニビエリ((イタリア国家憲兵隊。陸海空軍に次ぐイタリア国防省第4の組織。平時は治安維持等の警察業務にあたり、有事には戦闘部隊として組み込まれる。))やイタリア軍で使用されてきたM12シリーズは、1960年代の設計故、[[光学照準器>照準器]]などのアクセサリー追加を想定しておらず、機構も精度が低下しがちな[[オープンボルト]]撃発の[[ストレートブローバック>ブローバック]]であった。またオールスチール製で、軽素材が多用される現代の目で見るとサイズの割に重い銃となっていた。このためカラニビエリよりM12から最低限の機種転換訓練で済む近代的後継銃を求められたことから、ベレッタ社が本銃を開発した。

 レシーバーにはアルミ合金や[[ポリマー>ポリマーフレーム]]が用いられ、M12とほぼ同じサイズで1kg軽量化された。撃発は[[クローズドボルト]]式となり、[[セイフティ>安全装置]]を兼ねたセレクターレバーと[[マガジンキャッチ]]は[[アンビ]]。[[コッキングハンドル]]も左右いずれかに装備可能。各種アクセサリーを装備するためにレシーバートップと[[ハンドガード]]には[[ピカティニーレール]]が設けられている。[[マガジン]]が空になるとボルトが後退位置で[[自動ホールドされる>スライドストップ]]機構を持ち、左側面のボタンかコッキングハンドルを引いてリリースする。マガジンはストレート形状で半透明素材で形成されている。グリップとマガジン挿入口の位置関係やセレクター形状などは、人間工学的に洗練されつつもM12に近いレイアウトとされ、M12からの転換が容易になっている。
 レシーバーにはアルミ合金や[[ポリマー>ポリマーフレーム]]が用いられ、M12とほぼ同じサイズで1kg軽量化された。作動方式はストレートブローバックから変わらないが、撃発は[[クローズドボルト]]式となった。[[セイフティ>安全装置]]を兼ねたセレクターレバーと[[マガジンキャッチ]]は[[アンビ]]で、[[コッキングハンドル]]も左右いずれかに装備可能。各種アクセサリーを装備するためにレシーバートップと[[ハンドガード]]には[[ピカティニーレール]]が設けられている。[[マガジン]]が空になるとボルトが後退位置で[[自動ホールドされる>スライドストップ]]機構を持ち、左側面のボタンかコッキングハンドルを引いてリリースする。マガジンはストレート形状で半透明素材で形成されている。グリップとマガジン挿入口の位置関係やセレクター形状などは、人間工学的に洗練されつつもM12に近いレイアウトとされ、M12からの転換が容易になっている。

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|作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[007]]|−|−|項目参照|
|[[コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアIII]]|−|−|項目参照|

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