#author("2023-01-29T22:10:34+09:00","default:user","user")
*デジニトクマッシ SR-2 “ベレスク“ / ЦНИИТОЧМАШ СР2 (Вереск)   【短機関銃】 [#e86b3a40]
#ref(sr2a1.gif,center,nolink,SR2M)

|全長(銃床折畳時)|重量|口径|装弾数|発射形式|発射速度|製造国|h
|603(367)mm|1.65kg|[[9mm×21>口径]]|20/30|S/F|900発/分|ロシア|

 1990年代中盤にロシア連邦保安庁(FSB)が9×21mm弾を使用する新たな[[短機関銃]]の開発を要求し、1999年にロシア内務省(MVD)と関係の深い設計所であるデジニトクマッシ社が開発・公開した小型短機関銃。ベレスク(Вереск)とは、ヘザー(和名はギョリュウモドキ)と呼ばれる、花をつける常緑低木のこと。 
 同社の[[SR-3>突撃銃/デジニトクマッシ SR-3]]をベースとしており、グリップ内に[[マガジン]]を収める[[ウージー>短機関銃/IMI ウージー]]タイプの構成としたことで、非常にコンパクトとなった。[[ボディアーマー]]を着用したテロリストなどを相手とすることを想定し、高い貫通力を持つ9×21mm弾を使用する点もあって、ドイツの[[H&K製MP7短機関銃>短機関銃/HK MP7]]に似た性格の銃となっている。

 本体はSR-3からそのまま流用されたプレス製レシーバーと、[[ポリマー>ポリマーフレーム]]製のグリップとフォアエンドで構成され、重量約1.6kgと軽量。内部機構は、当然ながらSR-3同様の、AKタイプのロングストローク-ガスピストン方式の[[ガスオペレーション]]で、これは短機関銃としては珍しい。レシーバーの両サイドにレバーを備えるが、右のものは[[マニュアルセイフティ>安全装置]]、左のものは[[セミ>セミオート]]/[[フル>フルオート]]を切り替えるセレクターである。[[ストック>銃床]]はプロトタイプではウージーのような複雑なアンダーフォールディングだったが、後にアップフォールディングに変更されている。

 改良型のSR-2Mでは[[フォアグリップ]]と、[[MP5K>短機関銃/HK MP5K]]のように射手の手をマズルブラストや不慮の事故から守るためのマズルアタッチメントが追加されている。また、チューブレスタイプの[[ダットサイト]]を標準で備える。

 公開の翌年、2000年初頭よりロシア国内でFSBやその他法執行機関で使用されているようだ。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[Alliance of Valiant Arms]]|−|−|項目参照|
|[[エスケープ フロム タルコフ]]|−|−|項目参照|
|[[スプリンターセル]]|−|−|項目参照|
|[[バイオハザード ダムネーション>バイオハザード(映画)]]|−|−|項目参照|
|[[ドールズフロントライン]]|−|−|項目参照|
|[[バトルフィールド 4]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[デジニトクマッシ>http://www.tsniitochmash.ru/sr2en.htm]]から転載しています。
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***外部リンク [#zcf94755]
・[[TsNIITochMash>http://www.tsniitochmash.ru/indexen.htm]]
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