*大日本帝国 三八式歩兵銃 [#m8423e6b]
*大日本帝国 三八式歩兵銃/Type38 Arisaka Rifle [#m8423e6b]

|~全長|1280mm|~重量|3.95kg|~口径|6.5mmx122|~総弾数|5|~製造国|日本|

 日本製の小銃。
 有坂成章の設計による[[三十年式歩兵銃]]を南部麒次郎が改良、再設計し明治38年に制式化され「三八式歩兵銃」と命名された。
 三八式歩兵銃は、6.5个箸い小口径に比し銃身が十分に長く、また慣性質量が十分なので、射手の肩にかかる反動衝撃は低く、同じ理由から銃口ブラストも小さい。発射音が小さく、反動も柔らかいと、小柄な射手でも、発砲直前に反動を予期して体を堅くし引き金に力をこめて引いてしまう「ガク引き」を起こすこともない(「ガク引き」は銃のブレを生むので命中精度の低下を招く)。重くて小口径の三八式歩兵銃であるからこそ反動はさほど気にならず、射手はリラックスして引き金を引き絞ることができた。これが三八式歩兵銃の命中率が高い理由である。

 この銃の初陣は青島(1914年)、本格的に投入されたのは1918年のシベリア出兵、そして1931年の満州事変以後は中国兵装備のドイツ7.92mm小銃弾と本格的に対決することになった。7.92mm小銃弾は米軍の1906年制定7.62mm弾よりも強力な小銃実包である。にもかかわらず、小銃同士の撃ち合いでは、三八式歩兵銃は中国軍のモーゼル98ライフルにもいささかも負けなかった。
 これは小口径で高初速を実現した6.5mm実包が今日の5.56mmNATO弾を先取りした理想的小銃弾に近かったことを物語っている。

 「三八式歩兵銃は、陸軍の白兵戦思想に基づいてあのように長くなっている」という俗説があるが、これは大きな間違いである。
 そもそも三八式歩兵銃は、日露戦争中に欠陥が見つかった[[三十年式歩兵銃]]を大至急に改善しようとしたもので、全長などの基本諸元もみなおす余裕もないままそっくり踏襲
されている。三十年式歩兵銃の全長は初めから仮想敵国ロシアの小銃よりも短くされたものであり、銃剣込みだどその差はさらに大きかったのである。

 三八式歩兵銃は世界的に見ても優秀なボルトアクション式小銃であったが、太平洋戦争は航空機や機械化兵器が勝敗を決する戦争であり小銃同士の優劣が勝敗を決める時代ではなく、その有効性を発揮する事はできなかった。 

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|ウインドトーカーズ|映画|日本軍兵士|−|
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