*S&W ヴォルカニック連発銃 / S&W Volcanic Repeater 【その他拳銃・小銃】
#ref(Volcanic.jpg,center,nolink,90%,ヴォルカニックピストル)
|画像|モデル|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|#ref(volcanip.gif,center,nolink,ヴォルカニックピストル)|~ピストル|?mm|?kg|.32 caliber&br;.41 caliber|6/8/10|アメリカ|
|#ref(volcanic.gif,center,nolink,ヴォルカニックライフル)|~ライフル|?mm|?kg|.32 caliber&br;.41 caliber|20/25/30|~|

 弾丸自体に発射薬を仕込んだロケットボール弾を使用する[[レバーアクション]]式の銃。[[ピストル>拳銃]]モデルと[[ライフル>小銃]]モデルの2種類が存在する。
 ヴォルカニック連発銃は、弾丸自体に発射薬を仕込んだロケットボール弾を使用する[[レバーアクション]]式の銃である。[[ピストル>拳銃]]モデルと[[ライフル>小銃]]モデルの2種類が存在する。
 ヴォルカニック連発銃の原型となったのは、ウォルター・ハントが開発した「1848 ヴォリション連発銃([[レバーアクション]]、チューブラーマガジン)」とケースレスの「ロケットボール弾」である。これは試作型のみだったが、1849年にルイス・ジェニングスがパテントを取得し、改良を加えた銃がロビンス&ローレンス社により少数が製造・販売された。
 1851年には、ホーレス・スミスがルイスモデルのパテントを取得し、改良を加えたヴォルカニック連発銃を開発する。スミスとダニエル・ウェッソンの二人は、この銃の製造・販売を行うため、1852年にS&W社(現在の[[S&W>スミス アンド ウェッソン]]社とは異なる)を設立。1854年には、プライマーを追加した新型ロケットボール弾を開発し、1855年に社名をヴォルカニック・リピーティング・アームズに変更する。S&W社では1854〜1855年、ヴォルカニック社では1855年から同銃の製造・販売が行われた。その後、財政難により会社の所有権はオリバー・ウィンチェスターに移る。

 ヴォルカニック社を去ったスミスとウェッソンは、1857年に現在のS&W社を設立する。チューブラーマガジンを使用するヴォルカニック連発銃とは違い、今度はシリンダーを用いる[[リボルバー>回転式拳銃]]の開発に携わるようになる。その後のヴォルカニック社は、ニューヘイブン・アームズ、続いて[[ウィンチェスター]]に社名を変更。ヴォルカニック連発銃(ライフルタイプ)のレバーアクション機構は、[[ヘンリー銃>小銃/ヘンリー M1860]]や[[ウィンチェスターライフル>小銃/ウィンチェスター M1873]]の原型となった。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|コール・オブ・ファレス|ゲーム|ファレス|ピストルモデル&br;ゲーム内名称“ヴォルカノガン”&br;[[二挺拳銃]]も可能|
|コール・オブ・ファレス 血の絆|ゲーム|ファレス|~|
|[[レッド・デッド・リデンプション]]|−|−|項目参照|
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