モデル | 口径 | 全長 | 重量 | 装弾数 | 製造国 |
Model 1903 | 6.5mm×54 | 1226mm | 3.83kg | 5 | オーストリア=ハンガリー帝国 |
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Model 1905 | 9mm×56 | ||||
Model 1908 | 8mm×56 | ||||
Model 1910 | 9.5mm×57 |
マンリッヒャー・ショウナワーは、1903年にオーストリア=ハンガリー帝国で開発された、ロータリーマガジン式のボルトアクションライフルである。設計はOEWG(Österreichische Waffenfabriksgesellschaft:オーストリア兵器工場共同体。後のステアー・マンリッヒャー社)の技術者であったフェルディナンド・マンリッヒャーとオットー・ショウナワーが行った。
多数の民間向けバリエーションが開発されたため、製造された年代を取って、民生品は「Model 19XX」と便宜的に表記されるが、正式には「XX×YYmm(その銃の口径) Mannlicher-Schoenauer」*1となっている。最初のモデルであるM1903が当時のギリシャ陸軍向けに製造され、少数の同モデルが、オーストリア=ハンガリー帝国陸軍で使用された。
この銃の初陣は、第一次世界大戦よりも前の1912年に発生した第一次バルカン戦争ながら、その堅牢性と射撃精度から、軍用モデルが1941年まで製造され、その後も1942〜49年のギリシャ内戦まで使用され続けた。またその性能の高さにより、比較的多くの銃が狙撃銃に改造された。
第二次世界大戦では、オーストリアSSなどでも使用されていた模様。
なお、本銃はノーベル賞作家のアーネスト・ヘミングウェイが愛用したことでも知られている。
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