*GIAT FR-F1 【小銃(狙撃銃)】
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*GIAT FR-F1 【小銃(狙撃銃)】 [#b0906697]
#ref(FR_F1.jpg,nolink,center,60%,FRF1)
|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|1138mm|5125g|[[7.5mm×54 French>口径]]|10|フランス|

 フランスのGIAT社製[[ボルトアクション]][[狙撃銃]]。FR-F1とは「Fusil à Répétition modèle F1(ボルトアクションライフルF1型)」の略。1966年からフランス軍で制式狙撃銃として採用された。

  FR-F1は1936年にフランス軍に制式採用された[[MAS Mle1936>小銃/MAS Mle1936]]の設計をベースに新規に設計・生産された。原型と異なり、素早い再装填が可能な10発の着脱式ボックスマガジンを装備する。金属製のレシーバーが露出し、木製のフォアエンドと[[ショルダーストック>ストック]]と[[フリーフローティングバレル]]が装備されている。選別された7.5mm×54マッチ弾が使われた。射撃照準を正確にするために、フォアエンド下方に、折り畳み式の[[二脚>バイポッド]]が標準装備されている。ストック後端のバット・プレートには、スペーサーを入れて射手の体格に合わせることが可能である。
 FR-F1は1949年までフランス軍の主力歩兵銃だった[[MAS-36>小銃/MAS Mle1936]]をベースに設計された。[[マガジン]]が固定式5発だった原型と異なり、素早いフル装填が可能な10発の着脱式ボックスマガジンに改められた。レシーバーの前後に木製の[[フォアエンド>ハンドガード]]と[[ショルダーストック>銃床]]が独立して配された外観は旧MAS-36を踏襲するが、銃身は[[フリーフロート>フリーフローティングバレル]]とされている。フォアエンド下方には伏射用の折り畳み式[[二脚>バイポッド]]が標準装備されている。ストック後端のバット・プレートには、スペーサーを入れて射手の体格に合わせることが可能である。弾薬には選別された7.5mm×54マッチ弾が用意された。

 フランス軍用は7.5mm×54仕様で作られ、輸出用が7.62mm×51仕様で製作された。1984年には、様々な仕様の追加と使用弾薬の変更を行った後継の[[GIAT FR-F2>小銃/GIAT FR-F2]]が登場したが、一部では単に使用弾薬を変更したのみのFR-F1が現役である。
 フランス空軍では予算の関係から、FR-F1の機関部以外のパーツを[[MAS-36>小銃/MAS Mle1936]]に組み込んだFR-G1モデルを使用している。
 フランス軍用は7.5mm×54仕様だが、輸出用が7.62mm×51仕様で製作された。1984年には改修と使用弾薬の変更を行った後継の[[FR-F2>小銃/GIAT FR-F2]]が登場したが、一部では単に使用弾薬を変更したのみのFR-F1が現役である。
 フランス空軍では予算の関係から、既存のMAS-36のレシーバーにFR-F1のパーツを組み込んだFR-G1モデルを使用している。


|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[ゴルゴ13]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[Wikimedia Commons>http://ja.wikipedia.org/wiki/MAS_36%E5%B0%8F%E9%8A%83#mediaviewer/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:DCB_Shooting_FR_F1_right_side.jpg]]から転載、編集しています。
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