*バレット M98B / Barrett M98B 【小銃(狙撃銃)】 #ref(Barrett_M98B.jpg,center,60%,バレット M98B) |モデル|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h |~M98B|1094〜1264mm|5.62kg〜6.12kg|[[.338 Lapua Magnum>口径]]|10|アメリカ| |~MRAD|1077〜1255mm|6.3kg〜6.9kg|~|~|~| アメリカのバレット社が、2008年に発表した[[ボルトアクション]][[スナイパーライフル>狙撃銃]]。 バレット社の代表的.50口径ライフル「[[M82A1>バレット M82]]」は、速射性と反動抑制に優れた[[リコイルシステム>ショートリコイル]]を持っていたが、[[セミオートマチック>セミオート]]ゆえ命中精度は今ひとつだった。そこで作られたのが、精密射撃を主眼とした[[M90>バレット M90]]をはじめとする.50口径のボルトアクション・[[ブルパップ]]ライフルのシリーズだった。しかし、そもそも重機関銃用の弾薬として作られた.50BMG弾は遠距離での弾道が不安定であると言われていた。 そこで、.50BMGより有効射程こそ劣るものの、遠距離での精密射撃に特化した[[.338 ラプアマグナム弾]]を採用したのがM98Bである。 ボディは、アッパーとロワーに分割される[[AR15>コルト AR15]]系ライフルに似た設計のアルミ合金製レシーバーで構成される。ロワーと一体のストレートデザインの[[バットストック>ストック]]はスケルトン化され、銃身はフルートが施されるなど徹底的な軽量化が施されており、他社製のより軽量なシンセティックストックを用いた.338ラプアクラスのライフルと、ほとんど変わらない重量となっている。 ボルトの開閉角は60度で、素早いボルト操作が可能。アッパーレシーバーと一体化された[[フリーフローティング>フリーフローティングバレル]]仕様の[[ハンドガード]]上部には[[ピカティニーレール]]を搭載。また、ハンドガードの左右及び真下に設けられたマウントポイントにより、レールを追加装着することもできる。[[バイポッド]]は各社製のものを選択・着脱ができ、バットストック後端部分のモノポッドと合わせて、3点支持での依託射撃が可能だ。 「MRAD(Multi-Role Adaptive Design)」は、US SOCOMの新型狙撃銃トライアル「SOCOM PSR」の要求仕様を満たすために、M98Bをベースに開発されたライフルである。M98Bの機構を踏襲しているが、銃身交換システムと[[ストック]]の折り畳み機構が追加された。銃身は、20インチ/24.5インチ/27インチの3種が選択できる。 |登場作品|ジャンル|使用者|備考|h |[[24 -TWENTY FOUR-]]|−|−|項目参照| |[[バトルフィールド 3]]|−|−|項目参照| #hr CENTER:このページの画像は[[ウィキメディア・コモンズ>http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Barrett_M98B.jpg]]から転載しています。 CENTER:転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。 #hr ---- #pcomment