*ナイツ リボルバーライフル / Knight's Armament Company Revolver Rifle 【回転式小銃】
#ref(http://mgdb.himitsukichi.com/pic/nowprint.jpg,center,nolink,NOW PRINTING)
|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|927mm|3.8kg|.30口径特殊拳銃弾|6|アメリカ|

 アメリカの[[ナイツ・アーマメント・カンパニー]]が、1990年代初頭に「100m以内で十分な精度を持ち、軽量で携行しやすく、完全消音かつ、しかも排莢を行わない」という要求仕様の元に製作したリボルバー式[[スナイパーライフル>狙撃銃]]。

 [[スタームルガー スーパーレッドホーク>スタームルガー レッドホーク]]の.44マグナム弾モデルをベースとし、銃身は10インチ長のものに差し替えられ、その上から銃身そのものに被せるように、18.5インチ長に及ぶ大型の[[サプレッサー>減音器]]を挿し込んで使用する。携行時には分割して、[[ストック]]や[[スコープ]]、[[バイポッド]]と共に専用のトランクに収納する設計になっていた。

 弾薬は、弾頭重量145グレイン((ベースとなったレッドホークの.44マグナムは200グレイン以上。))、.30[[口径]]の特殊な弾頭と、ネックダウンされた.44マグナム弾のケースと組み合された。弾頭部は、前面をプラスチック製シールで覆われたアルミ製ピストンに包まれており、発砲時にはこのピストンシールがゴム製のOリングに被さってシリンダーギャップを埋め、発射ガスを漏らさない仕組みだった。銃口初速は312m/sと記録されている。
 弾薬は、弾頭重量145グレイン((ベースとなったレッドホークの.44マグナムは200グレイン以上。))、.30[[口径]]の特殊な弾頭が、ネックダウンされた.44マグナム弾のケースと組み合された。弾頭部は、前面をプラスチック製シールで覆われたアルミ製ピストンに包まれており、発砲時にはこのピストンシールがゴム製のOリングに被さって、発射ガスをシリンダーギャップ(銃身とシリンダーの間の隙間)から漏らさない仕組みだった。銃口初速は312m/sと記録されている。
 亜音速弾に大型サプレッサーを装着した上での消音効果は非常に高く、試験時には発砲音は僅か7dBにまで抑えられたという。

 100m以内での精度も長大なバレルにより、問題ないレベルに達していたようだが、装弾数や特殊な拳銃弾を使用するという仕様がネックになったのか、結局公式にはどこにも採用されることは無かった。

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|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[ゴーストリコン フューチャーソルジャー]]|−|−|項目参照|
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