*ステアー SSG 69 / Steyr SSG 69 【小銃(狙撃銃)】
#ref(SSG69.jpg,center,nolink,SSG 69 PII)
|モデル|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~SSG 69 PI|1119mm|4.0kg|[[7.62mm×51 NATO(.308 Win)&br;.243 Win&br; .22-250 Rem>口径]]|5/10|オーストリア|
|~SSG 69 PII|1119mm|4.2kg|~|~|~|
|~SSG 69 PIV|1003mm|3.8kg|~|~|~|

 オーストリアの[[ステアー]]社が製造している[[ボルトアクション]][[ライフル>小銃]]。SSG 69のモデル名はScharf Schützen Gewehr(英:Sharpshooter Rifle)の頭文字と、オーストリア陸軍が本銃を採用した年(1969年)に由来する。
  マガジンは、ボルトアクションライフルでは一般的な内蔵固定ではなく着脱式となっており、収められる弾薬の配列も、ポピュラーな[[ダブルカラム]]ではなく、ロータリー式である。これらはSSG69の基礎となっている、ステアー社製ボルトアクションライフル・ファミリーの大きな特徴である。
 ロータリーマガジンは、弾薬が円形に配列されたマガジンで、内部のフォロワーが回転することで弾を送り出すようになっている。ダブルカラムのような容積上の利点は無いが、フォロワーが真っ直ぐ弾を押し上げる従来のものと比べると、マガジンへの弾込めがスムーズに行える点に定評がある。特にSSG 69のマガジンは、後部に透明な樹脂製の視認窓が設けられており、マガジンを外して残弾を確認できるようになっている。またオプションとして、10連発の一般的なダブルカラムマガジンも用意されている。
 [[ストック]]は、開発当時はまだ珍しかったGFRP(ガラス繊維強化樹脂)製のシンセティックストックを採用している。

 オーストリア陸軍の採用後から、他国の警察組織等でも採用されるようになり、0.5[[MOA]]という高精度から国際的な射撃競技でも活躍した。開発から40年以上経過しているが、現在でも軍・法執行機関を始め競技や狩猟において世界各地で使用されている。

 オーストリア陸軍が採用した最初期モデルであり、現在も生産されている「PI」は、緊急用[[アイアンサイト>オープンサイト]]と、ショートタイプのボルトハンドルが特徴となっている。後発の法執行機関モデル「PII」は緊急用サイトを廃して、ボルトハンドルを大型化したもの。そして「PIV」はPIIのショートバレル版で、[[サプレッサー>減音器]]を装着できるよう、脱着可能な[[フラッシュハイダー>コンペンセイター]]を有している。
 
 日本では、精密射撃競技用[[エアソフトガン>遊戯銃]]の定番である、マルゼン製『APS-2』のモデルと思しきライフルとして、その姿が知られている。 

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[WarRock]]|−|−|項目参照|
|[[攻殻機動隊 Stand Alone Complex&br;凍える機械>攻殻機動隊]]|−|−|項目参照|
|[[コンビニDMZ]]|−|−|項目参照|
|[[サドンアタック]]|−|−|項目参照|
|[[トレマーズ]]|−|−|項目参照|
|[[バンテージ・ポイント]]|−|−|項目参照|
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