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*コルト M1855 リボルビングライフル/ Colt Model 1855 Revolving Rifle【小銃】 [#j00fcee1]
#ref(Colt_Roots_British_Carbine.jpg,center,80%,コルト M1855 ブリティッシュカービン)
|銃身長|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~15in&br;18in&br;21in&br;24in|モデルによって様々|モデルによって様々|.36口径&br;.44口径|6|アメリカ|
|~|~|~|.56口径|5|~|

 M1855リボルビングライフルは、[[コルト]]社が自社のM1855サイドハンマー・ポケットリボルバー(コルト・ルート)をベースに開発したリボルビング[[ライフル>小銃]]である。リボルビングライフルとは、小銃の連射速度を向上させるため、[[シリンダー>マガジン]]に複数の薬室を持つ[[リボルバー>回転式拳銃]]の利点を、そのまま小銃に応用した武器の総称で、1836年にサミュエル・コルト氏自身が設計し、合衆国政府に採用されたコルト・リングレバーライフル((この銃は同時に史上初の[[レバーアクション]]ライフル製品でもある))を初めとして様々なモデルが製造された。
 M1855リボルビングライフルは、[[コルト]]社が自社のM1855サイドハンマー・ポケットリボルバー(コルト・ルート)をベースに開発したリボルビング[[ライフル>小銃]]である。リボルビングライフルとは、[[回転式拳銃]]と同様のシリンダーによる連発機構を備えた小銃である。1836年にサミュエル・コルト氏自身が設計し、合衆国政府に採用されたコルト・リングレバーライフル((この銃は同時に史上初の[[レバーアクション]]ライフル製品でもある))を初めとして様々なモデルが製造された。

 1855年、コルト社は複数の銃身長・口径を持つ[[パーカッション]]式リボルビングライフルを開発する。リボルバー機構自体は、シリンダー後部のニップルや銃身下部のローディングレバーなど、口径が異なるもののベースとなったM1855とほぼ同様である。[[カービン>騎兵銃]]モデルや、[[銃剣]]が装着可能なモデル、10[[ゲージ]][[散弾銃]]モデルも存在する。

 当時はまだ薬莢式弾薬が普及していなかったため、リボルバーより連射性の高い銃は存在せず、戦場で多く活躍した。しかし薬莢式弾薬の登場後は装填速度や安全性の問題から、1860年代以降普及する内蔵マガジン給弾式の[[レバーアクション]]ライフルには勝てず衰退した。


|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|かつて神だった獣たちへ|漫画&br;アニメ|ナンシー・シャール・バンクロフト|作中名[[象撃ち銃]]&br;[[スリング]]付&br;シリンダーとフォアエンドの間の本体側面に金色の[[エングレーブ]]あり&br;アニメ版では2話からのオープニングでも所持|
|~|~|少年|ナンシーの物を盗む|
|[[3時10分、決断のとき]]|−|−|項目参照|
|エル・ドラド|映画|ブル・ハリス|−|
|かつて神だった獣たちへ|漫画&br;アニメ|ナンシー・シャール・バンクロフト|作中名[[象撃ち銃]]&br;[[スリング]]付&br;シリンダーとフォアエンドの間の本体側面に金色の[[エングレーブ]]あり&br;アニメ版では2話からのオープニングでも所持|
|~|~|アンディ|ナンシーの物を無断借用し発砲|
|[[ジョナ・ヘックス]]|−|−|項目参照|
|[[マチェーテ・キルズ>マチェーテ]]|−|−|項目参照|
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