*Z-Mウェポンズ ストライクガン / Z-M Weapons Strike Gun 【自動拳銃】
#ref(http://mgdb.himitsukichi.com/pic/nowprint.jpg,center,nolink,NOW PRINTING)
|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|250mm|?g|[[.45 ACP>口径]]|12+1|アメリカ|

 アメリカのカスタムメーカー・Z-Mウェポンズのアラン・ズィッタが製作した、[[1911>コルト ガバメント]]ベースのカスタムガン。[[CQC]]に特化した改造が施されており、他メーカーの[[1911カスタム>コルト ガバメント バリエーション]]と比べ、かなり攻撃的なフォルムをしている。

 製作された時期によって、ベースとなった銃や仕様に違いはあるが、主な特徴は以下のとおり。
 ''・スライド前端を押さえられて発射不能にされたり、押しつけた銃口が払い除けられるのを防ぐ、スパイク付きのマズルガード(もしくはスタンドオフ)''
 ''・グリップ底部に、近接格闘用のスパイク''
 ''・スライド後部にハンマーシュラウドを設け、[[ハンマー]]と[[リアサイト>オープンサイト]]を保護(乱闘時の引っかかり防止)''

 初めて登場したのは1994年のショットショーで、当時のモデルは、[[コルト Mk.IV シリーズ80>コルト ガバメント バリエーション]]のスライドと、マコーミック製の[[ダブルスタック>ダブルカラム]]フレームを組み合わせた仕様であった。マズルガードはシンプルなプレートで、スプリングのプラグを囲むように小さな3つのピンがあるのみ。ハンマーシュラウドにはL字状の肉抜き穴。
 1999年に登場した新モデルでは、2011モジュラーフレームの[[STI エッジ>自動拳銃/STI 2011]]がベースとなっている。肉厚になったマズルガードには、ミートハンマーを思わせるチェッカー状のスパイクが施されている。グリップ底部の打突用スパイクは、敵を引き倒すフックや、プローン射撃時の[[モノポッド>バイポッド]]として機能するアンカーツールに変更された。フルレングス・ダストカバー下部には[[アクセサリーレール>マウントレール]]を装備している。ハンマーシュラウドには"Z"の肉抜き穴。

 スパイク付きマズルガードは、後に[[CZ75 SP1>CZE Cz75]]のような量産モデルにもオプションとして採用されている(ちなみに、CZ75 SP1には[[銃剣]]が装着可能である)。
 また、ストライクガンの発想は各メディアにも影響を与えている。映画『[[リベリオン]]』では、[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]ベースのカスタムガンが登場し、内蔵スパイクを使った格闘戦を描いている。漫画『[[ゼロイン>ゼロイン(作品名)]]』では、[[ブレンテン>DD ブレンテン]]のCQC用カスタムが登場し、銃というよりはむしろ鈍器として扱っている描写が目立つ。

 日本の[[トイガン>遊戯銃]]メーカー・KSCからは、1999年モデルのSTIエッジベースのストライクガンがエアソフトガン化されている。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[Cat Shit One - THE ANIMATED SERIES>キャット・シット・ワン]]|−|−|項目参照|
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