*Z-Mウェポンズ ストライクガン / Z-M Weapons Strike Gun 【自動拳銃】
#ref(A330y.jpg,center,nolink,KSC製ストライクガンのエアガン)
#ref(A330y.jpg,center,80%,KSC製ストライクガンのエアガン)
|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|250mm|?g|[[.45 ACP>口径]]|12+1|アメリカ|

 ストライクガンは、アメリカのカスタムメーカー・Z-Mウェポンズのアラン・ズィッタが製作した、[[1911>コルト ガバメント]]ベースのカスタムガンである。[[近接格闘>CQC]]に特化した改造が施されており、他メーカーの1911カスタムと比べ、かなり攻撃的なフォルムをしている。
 ストライクガンは、アメリカのカスタムメーカー・Z-Mウェポンズのアラン・ズィッタが製作した、[[1911>コルト ガバメント]]ベースのカスタムガンである。[[CQC]]に特化した改造が施されており、他メーカーの1911カスタムと比べ、かなり攻撃的なフォルムをしている。

 製作された時期によって、ベースとなった銃や仕様に違いはあるが、主な特徴は以下のとおり。
 ''・滑り止め用スパイク付きのマズルガード(スライド前端を押さえられて発射不能にされたり、押しつけた銃口が払い除けられるのを防ぐ)''
 ''・スライド前端を押さえられて発射不能にされたり、押しつけた銃口が払い除けられるのを防ぐ、スパイク付きのマズルガード(もしくはスタンドオフ)''
 ''・グリップ底部に、近接格闘用のスパイク''
 ''・スライド後部にハンマーシュラウドを設け、[[ハンマー]]と[[リアサイト>オープンサイト]]を保護(乱闘時の引っかかり防止)''

 初めて登場したのは1994年のショットショー。初期型では、[[コルト]]製Mk IV シリーズ80のスライドと、[[ダブルスタック>ダブルカラム]]フレームを組み合わせた仕様であった。マズルガードは薄めのプレートで、小さいスパイクが3つあるのみ。ハンマーシュラウドにはL字状の肉抜き穴。
 1999年に登場した後期型では、2011モジュラーフレームの[[STI エッジ>自動拳銃/STI 2011]]がベースとなっている。マズルガードは厚めになり、また滑り止め効果を高めるため、ギザギザ状のスパイクが全面に設けられている。グリップ底部の打突用スパイクは、敵を引き倒すフックや、プローン射撃時の[[モノポッド>バイポッド]]として機能するアンカーツールに変更された。フレーム下部にはアクセサリー装着用の[[マウントレール]]を装備している。ハンマーシュラウドには"Z"の肉抜き穴。
 初めて登場したのは1994年のショットショーで、当時のモデルは、[[コルト]]Mk.IV シリーズ80のスライドと、マコーミック製の[[ダブルスタック>ダブルカラム]]フレームを組み合わせた仕様であった。マズルガードはシンプルなプレートで、スプリングのプラグを囲むように小さな3つのピンがあるのみ。ハンマーシュラウドにはL字状の肉抜き穴。
 1999年に登場した新モデルでは、2011モジュラーフレームの[[STI エッジ>自動拳銃/STI 2011]]がベースとなっている。肉厚のマズルガードは、ミートハンマーを思わせるチェッカー状にスパイクが施されたもの。グリップ底部の打突用スパイクは、敵を引き倒すフックや、プローン射撃時の[[モノポッド>バイポッド]]として機能するアンカーツールに変更された。フレームのダストカバーには[[アクセサリーレール>マウントレール]]を装備している。ハンマーシュラウドには"Z"の肉抜き穴。

 スパイク付きマズルガードは、後に[[Cz75 SP1>CZE Cz75]]のような量産モデルにもオプションとして採用されている。
 スパイク付きマズルガードは、後に[[CZ75 SP1>CZE Cz75]]のような量産モデルにもオプションとして採用されている(ちなみに、CZ75 SP1には[[銃剣]]が装着可能である)。
 また、ストライクガンの発想は各メディアにも影響を与えている。映画『[[リベリオン -反逆者-]]』では、[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]ベースのカスタムガンが登場し、内蔵スパイクを使った格闘戦を描いている。漫画『[[ゼロイン>ゼロイン(作品名)]]』では、[[ブレンテン>DD ブレンテン]]のCQC用カスタムが登場し、銃というよりはむしろ鈍器として扱っている描写が目立つ。

 日本の[[エアガン>遊戯銃]]メーカー・KSCからは、STI製エッジをベースとしたストライクガンのエアガンが販売されている。
 日本の[[トイガン>遊戯銃]]メーカー・KSCからは、1999年登場のSTIエッジベースのストライクガンがエアソフトガン化されて販売されている。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[Cat Shit One - THE ANIMATED SERIES>キャット・シット・ワン]]|−|−|項目参照|
#hr
CENTER:このページの画像は[[KSC>http://www.ksc-guns.co.jp/]]から転載しています。
CENTER:転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。
#hr
----
#pcomment


トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS