*TDI クリス カード / TDI KRISS KARD 【自動拳銃】
#ref(http://mgdb.himitsukichi.com/pic/nowprint.jpg,center,nolink,NOW PRINTING)
|銃身長|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~?in|?mm|?g|[[.45 ACP>口径#AutoAmmo]]&br;[[9x19mm>口径#AutoAmmo]]&br;[[.40 S&W>口径#AutoAmmo]]&br;[[.357 SIG>口径#AutoAmmo]]|?|アメリカ|

 クリス カード((何故か日本語文献で''ケルド''との紹介が多いが、メディア紹介時に担当者から「カード ジェネレーション1」と呼ばれている。https://www.youtube.com/watch?v=cvsoHmpgaQw&t=25s))は、アメリカのクリスUSA(旧:TDI社)が開発中の試作型[[自動拳銃]]である。

 拳銃ながら、同社の[[短機関銃]]「[[クリス ベクター>短機関銃/TDI クリス スーパーV]]」の''クリス・スーパーV''と同様のシステムを搭載している点が最大の特徴である。ベクターの機構ではボルト後方に可動ウェイトが搭載されているが、こちらのシステムは銃身下のアンダーバレルに相当する位置に可動ウェイトが収納されている点が異なる。
 本体の機関部設計は[[グロック>グロック 17]]のものを流用しているらしく、排莢口の内側にグロックのスライド部分が見て取れる。対応弾薬もベクターと異なり、グロックが対応する.357SIGが含まれている。プロトタイプの[[アイアンサイト>オープンサイト]]もグロックのものと同じものである。このことから恐らく、ベクター同様グロックのマガジンが使用可能なのではないかと推測されるが、詳細は明らかにされていない。
 バレルは外側のフレームと共に固定されており、内部のスライドとボルトがレバーによって銃身下部の可動ウェイトに接続されることで、[[FAMAS>GIAT ファマス]]に似た[[レバー式ディレイドブローバック>ブローバック]]で動作する。スライド後端は[[AR15>コルト AR15A2]]のT字型の引き出し式チャージングハンドルのようになっているが、AR15のものと異なりあくまでスライドであるため射撃時には後退動作を行う。

 2010年のSHOT SHOWでクリスUSA社の展示に登場。展示担当者の説明によれば現在はプロトタイプのジェネレーション1の段階にあり、現在は.45ACPにのみ対応しているが、9mmや.40S&W、.357SIGにも対応したジェネレーション2モデルが製品として市場に登場するだろうとのこと。市販時には[[フルオート]]射撃に対応したモデルも登場予定だという。2016年現在、未だ製品化はされていない。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[ゴーストリコン フューチャーソルジャー]]|−|−|項目参照|
|[[コール オブ デューティ: ブラックオプスII]]|−|−|項目参照|
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