H&K HK4 【自動拳銃】

HK4の初期型。無可動実銃
全長銃身長重量口径装弾数製造国
157mm85mm (3.3in)480g.22 LR
.25 ACP
.32 ACP
.380 ACP
8+1
8+1
7+1
7+1
ドイツ
 
HK4の後期型

 HK4は、ドイツのヘッケラー&コッホが1967年に開発した、同社初の自動拳銃である。1968年から1984年まで製造されていた。
 モデル名の由来は、銃身・リコイルスプリング・弾倉を交換することで、4種類の口径にコンバート可能であることから。基本設計は、マウザー社のHScを参考にしている。

 作動はシンプルブローバックで、トリガーはコンベンショナル・ダブルアクション。スライドはシートスチールをプレス加工したもので、フレームはアルミ合金製となっている。
 スライド左側後部にデコッキング兼用のマニュアルセイフティ、グリップ底部にマガジンリリースレバーを備えている。ハンマーは頂部を除くほぼ全てがスライドに隠れたデザイン。エキストラクターは、チャンバーインジケーターとしても機能する。スライドストップ機能はあるが、手動のリリースレバーは無く、新しく弾倉を入れるか、(薬室に未装填時に)トリガーを引くことでホールドオープンを解除する。トリガーガード内側には、ベースとなったHSc同様にテイクダウン用のラッチが組み込まれている。
 初期型と後期型で、スライドのコッキングセレーション及びトリガーの形状が異なる。

 ドイツ警察や同国法執行機関は、.32ACPモデルを「P11」の名称で採用していた。

登場作品ジャンル使用者備考
ゴーストリコン アイランドサンダー項目参照
超音速攻撃ヘリ エアーウルフTVドラマハイジャック犯シーズン2・第9話
ミッション:インポッシブル項目参照

このページの画像はD&B Militaria*1及びウィキメディア・コモンズから転載しています。
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*1 無可動実銃を販売しているイギリスの会社。

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