*アーセナルファイアアームズ ストライクワン /  Arsenal Firearms Strike One 【自動拳銃】
#ref(strike-one.jpg,center,70%,AF-1 ストライクワン)
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|全長|重量|口径|装弾数|発射形式|製造国|h
|210mm|750g((ポリマーフレーム)) / 890g((アルミフレーム))|[[9mm×19 / 9mm×21IMI&br;.357 SIG / .40 S&W>口径#AutoAmmo]]|17&br;13|S|イタリア|

 ストライクワンは、イタリアのアーセナルファイアアームズ社が2012年に発表した[[自動拳銃]]である。
 設計はAF社の創業者であり、銃器関係のジャーナリストであったイタリアのニコラ・バンディーニによる。同社の設立とストライクワンの開発に当たっては、精巧なミニチュアガンの製造で知られるロシアのディミトリー・ストラシンスキーがパートナーとして関わっている。

 アーセナルファイアアームズ社は、2005年に創業したミニチュア銃火器(模型ではなく完全フル稼働の実物)メーカであり、実物大銃火器メーカとしては無名であったが、2012年に本銃の改良モデル「ストリージ(アマツバメ)」がロシア軍のトライアルにパスしたことが話題となり、実物大の銃火器においても優れた設計が可能である事を明らかとなった。
 
 ストライクワンは外観も含め、[[ストライカー>ストライカー システム]]やセイフアクションなど、多くの点でグロックに近似したデザインを持つが、作動機構には、本銃独特の[[ショートリコイル]]を採用している。
 多くの自動拳銃が備える[[ブローニング>ジョン・モーゼス・ブローニング]]式のティルトバレルではなく、Y字形の独立したロッキングブロックがカムによって垂直降下してスライドとの結合を解く方式を採用しており、銃身がストレートに後退する仕組みとなっている。また、銃身位置を極端なまでに低く設けることで、命中精度と発砲時のバレルジャンプの抑制に優れた設計としている。
 [[マガジンキャッチ]]は、左右どちらから押しても機能する[[アンビ]]仕様、または左右いずれかのみ機能する仕様が選択できる。一見すると有無が判別できない[[トリガーセイフティ>安全装置]]は、グロックと違いトリガーシュー全体がセイフティレバーとして機能する((撃発することなくトリガーシューのみが動くためのヒンジとスプリングが仕込まれている。))ようになっている。フレームは[[ポリマー>ポリマーフレーム]]製が標準だが、数量限定のアルミ合金製フレームモデルがある。

 2012年の発表時にはコンバージョンキットを組み込んだ[[カービン>騎兵銃]]/[[サブマシンガン>短機関銃]]型の派生モデルが見られた他、2015年には「ストライクワン・スピード」というIPSC競技向けモデルが発表されている。
 この他、現在では[[.22LR>口径]]や[[10mmオート弾]]仕様モデルも登場している。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[ジョン・ウィック チャプター2>ジョン・ウィック]]|−|−|項目参照|
|[[ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン>ソードアート・オンライン]]|−|−|項目参照|
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