*レミントン モデル51 / Remington Model 51 【自動拳銃】
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*レミントン モデル51 / Remington Model 51 【自動拳銃】 [#be38b811]
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|銃身長|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~3-1/4in|168mm|600g|[[.32 ACP&br;.380 ACP>口径#AutoAmmo]]|7+1|アメリカ|
|~3-1/4in|168mm|600g|[[.32 ACP>.32ACP弾]]&br;[[.380 ACP>.380ACP弾]]|7+1|アメリカ|

 M51は、アメリカの[[レミントン]]社が1918〜1927年に製造していた、同社初のオリジナル[[自動拳銃]]である。[[ピダーセン・デバイス>小銃/スプリングフィールド M1903]]を考案したことで知られるジョン・ピダーセンが、1917年に設計を行った。
 [[.32ACP>.32ACP弾]]モデルと[[.380ACP>.380ACP弾]]モデル、合わせて650,000挺が製造された。[[.45ACP弾]]を使用する「M53」も開発されたが、[[コルト]]社の[[M1911>コルト ガバメント]]との市場競争には勝てなかった。
 M51はアメリカの[[レミントン]]社が製造していた、同社初のオリジナル[[自動拳銃]]である。[[ピダーセン・デバイス>小銃/スプリングフィールド M1903]]を考案したことで知られるデンマーク人、ジョン・ピダーセンが1917年に設計を行った。

 作動は、ヘジテーション・ロックという独自の[[ブローバック]]方式を採用している。安全機構として、[[グリップセイフティ>安全装置]]とマガジンセイフティを備えている。
 撃発は[[ストライカー>ストライカー システム]]方式で、作動はヘジテーション・ロックという独自の[[ディレイド・ブローバック>ブローバック]]方式を採用している。スライドとは独立して動作するブリーチブロックを有し、これが薬室の開放を遅らせる仕組みだった。また、安全機構として[[グリップセイフティ>安全装置]]とマガジンセイフティを備えている。
 
 1919年に[[.380ACP>.380ACP弾]]モデルが発売され、2年後の1921年には[[.32ACP>.32ACP弾]]モデルが登場した。
 また、当時のアメリカ海軍も発売間もないM51を購入し、これを高く評価したことから、[[.45ACP>.45ACP弾]]仕様で露出[[ハンマー]]方式の「M53」が開発された。しかしM53は海軍のテストを受けた結果、一旦は準制式化されたものの、当時すでに制式拳銃として採用されていた[[コルト]]社の[[M1911>コルト ガバメント]]があったことから、兵站の混乱を避けるためにキャンセルされた。
 M51は生産終了した1927年((1934年という説もある。))までに、およそ65,000挺が作られたとされている。

 2014年にはM51のモダンカスタムである「R51」が登場している。使用弾薬は[[9mmパラベラム弾]]。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|スパイ大作戦|TVドラマ|リチャード・ウェストン卿|シーズン4・第21話|
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