*ベネリ B76 / Benelli B76 【自動拳銃】
#ref(benelli_b76.jpg,center,65%,ベネリ B76)
|モデル|銃身長|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~B76|~4.3in|205mm|970g|[[9mm×19>口径#AutoAmmo]] (B76)&br;[[.32 ACP>口径#AutoAmmo]] (B77)&br;[[7.65mm×22>口径#AutoAmmo]] (B80)&br;[[9mm×18>口径#AutoAmmo]] (B82)&br;[[.32 S&W Long>口径#AutoAmmo]] (MP3S)|8+1|イタリア|
|~B77|~|~|~|~|~|~|
|~B80|~|~|~|~|~|~|
|~B82|~|~|~|~|~|~|
|~MP3S|~|~|~|~|~|~|
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*ベネリ B76 / Benelli B76 【自動拳銃】 [#w7d813b3]
#ref(benelli_b76.jpg,center,65%,B76の無可動実銃)
|モデル|口径|全長|銃身長|重量|装弾数|製造国|h
|~B76|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|205mm|110mm|970g|8+1|イタリア|
|~B77|[[.32 ACP>.32ACP弾]]|~|~|~|~|~|
|~B80|[[7.65mm×21>口径#AutoAmmo]]|~|~|~|~|~|
|~B82|[[9mm×18>口径#AutoAmmo]]|~|~|~|~|~|
|~MP3S|[[.32 S&W Long>口径#AutoAmmo]]|~|~|~|~|~|

 B76は、イタリアのベネリ社が1976〜1990年に製造していた、[[ダブルアクション]]式の[[自動拳銃]]である。
 B76は、イタリアのベネリ社が1976年に発売した、[[ダブルアクション]]の[[自動拳銃]]である。

 2分割構成のボルトユニットを使った、独自の[[ディレードブローバック>ブローバック]]方式(同社は「イナーシャロック」と呼称)で作動する。銃身はフレームに固定された設計で、命中精度は高い。しかし、前述の独自機構を組み込んでいるため、装弾数が8発しかないわりには重量がかさみ、製造コストも高いという欠点がある。そのため、現在では製造はされていない。
 同社がイナーシャロックと呼称する独自の[[ディレードブローバック>ブローバック]]作動で、スライド内部に別体のブリーチブロックをもつ。これは発砲時の反動によってブロックが後退を始めると、スライドとリンクしたレバーの作用によってブロックがティルトし、ロックが開放されると共に遅れてスライドの後退も始まるといった仕組みで、リコイルが軽く、強力な[[9mmパラベラム弾]]をブローバック作動の自動拳銃で扱える利点があり、命中精度も高かった。しかし、装弾数が8発しかないわりには重量がかさみ、製造コストも高いという問題があった。また、イナーシャロックは安定作動には射手の適切なグリッピングが必要な、些かセンシティブな機構であった。14年に渡って製造・販売されたものの、1990年に生産終了している。 
 フレーム左側後部には[[マニュアルセイフティ>安全装置]]がある。

 スポーツモデルは、ロングバレル/バレルウェイト/[[ターゲットサイト>オープンサイト]]/マッチトリガー/エルゴノミクスグリップを備えている。
 B76は、イタリアでは公用に限られる9mmパラベラム弾仕様であったことから、民生弾を使用できる各種口径の派生モデルも作られた。スポーツモデルは、ロングバレル/バレルウェイト/[[ターゲットサイト>オープンサイト]]/マッチトリガー/エルゴノミクスグリップを備えている。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[ウォーキング・デッド]]|−|−|項目参照|
|バトル・オブ・24h|映画|ウォーリー|スポーツモデル|
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CENTER:このページの画像は[[D&B Militaria>http://www.dandbmilitaria.com/]]((無可動実銃を販売しているイギリスの会社。))から転載しています。
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