#author("2024-03-28T18:58:57+09:00","default:user","user")
*シグザウエル シグプロ / SIG Sauer Sigpro 【自動拳銃】 [#m60a4f1c]
#ref(sp2340.jpg,center,nolink,シグザウエル SP2340)
|モデル|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~SP2009|188mm|760g|[[9mm×19>口径]]|10/15+1|スイス/ドイツ|
|~SP2340|188mm|790g|[[.40 S&W&br;.357 SIG>口径]]|10/12+1|~|
|~SP2022|188mm|760g|[[9mm×19>口径]]|10/15+1|ドイツ|
|~|~|790g|[[.40 S&W&br;.357 SIG>口径]]|10/12+1|~|
|~SP2009|188mm|760g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|10/15/17+1|スイス/ドイツ|
|~SP2340|188mm|790g|[[.40 S&W>.40SW弾]]&br;[[.357 SIG>口径]]|10/12+1|~|
|~SP2022|188mm|760g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|10/15/17+1|ドイツ|
|~|~|790g|[[.40 S&W>.40SW弾]]&br;[[.357 SIG>口径]]|10/12+1|~|

 スイスの[[シグ]]社が、当時傘下にあったドイツの[[ザウエル&ゾーン>シグ#sauer]]と共に、[[グロック>グロック 17]]に始まる[[ポリマーフレーム]][[ピストル>自動拳銃]]市場に向けて1998年に開発した、シグザウエル・ブランド初のポリマーフレーム銃。
 最初に発表されたSP2340はアメリカ市場向けモデルで、バレルを交換することで.''3''57SIG弾と[[.''40''S&W弾>.40SW弾]]のいずれも使用できるところから、「2''340''」と名付けられた。ヨーロッパ市場向けモデルは「SP200''9''(小型版はSPC2009と呼ばれる)」とされ、もちろん''9''mmPara仕様である。
 独自規格ながらアンダー[[マウントレール]]を有し、工具なしでグリップを換装することも可能など独自の特色をもつが、[[P220>自動拳銃/P220]]系の[[AFPB]]や[[デコッキング]]レバーといった基本的な安全機構もきっちりと継承されている。
 同社の[[P226>シグザウエル P226]]でネックだった価格の高さを克服することと、ポリマーフレームを使っているということで『P226の替わりに』という安易な選定をされないため、そして新機軸を押し出すため、それまでとは別物扱いのSPシリーズとしてカテゴリーされている。
 同社の[[P226>シグザウエル P226]]でネックだった価格の高さを克服することと、ポリマーフレームを使っているということで『P226の替わりに』という安易な選定をされないため、そして新機軸を押し出すためにそれまでとは別物扱いのSPシリーズとしてカテゴリーされている。
 一見するとフルサイズのモデルのようにも見えるが、エルゴノミックデザイン(人間工学)をより意識して設計されており、実際には[[P228>自動拳銃/P228]]のようなコンパクトモデルに近い存在である。
 

 2004年には、基本的な外見やシステムはそのままに、より汎用性の高い[[ピカティニーレール]]を装備した「SP2022」が登場した。しかし、これ以降「SIGPRO」の名は使われなくなり、SP2340とSP2009の名もカタログから消え、SPシリーズはSP2022に一本化された。

 SP2022は、登場とほぼ同時にフランス国家警察と内務省の国家憲兵隊、税関への制式採用がアナウンスされ、2007年の時点ではローディングインジケーター((薬室内の弾丸装填の有無を識別するもの。エキストラクター(排莢用のツメ)がこれを兼ねる場合が多い))が追加されたモデルの配備が進んでいる。しかしフランス法執行機関の隊員たちからは信頼性について疑問の声もあり、替わりに往年の[[MR73>マニューリン MR73]]や[[グロック 26]]などを携行する隊員も少なくないという。
 
 SP2022は、登場とほぼ同時にフランス国家警察と内務省の国家憲兵隊、税関への制式採用がアナウンスされた。導入当初こそ、扱いなれない拳銃に対して疑問の声もあり、往年の[[MR73>マニューリン MR73]]や[[グロック 26]]などを携行する隊員もいたようだが、導入から10年以上経て現在、現場ではすっかり馴染んだようで、異なる拳銃を装備する部署へ異動しても、使い慣れたSP2022を愛用し続ける隊員もいるようだ。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[96時間]]|−|−|項目参照|
|[[LOST]]|−|−|項目参照|
|[[NOIR]]|−|−|項目参照|
|RD 潜脳調査室|アニメ|チンピラ|4話&br;発砲なし|
|~|~|蒼井ソウタ|チンピラが落とした物|
|[[TAXi ダイヤモンド・ミッション>TAXi]]|−|−|項目参照|
|インファナル・シティ -女捜査官サンドラ-|映画|サンドラ・ロンゴ&br;ボルドー税関制服職員|おそらくSP2022(税関の官給品)&br;インジケーターなし|
|[[エクスペンダブルズ3 ワールドミッション>エクスペンダブルズ]]|−|−|項目参照|
|エンパイア・オブ・ザ・ウルフ|映画|ポール・ネルトー|SP2022&br;前半で使用|
|[[カウボーイビバップ]]|−|−|項目参照|
|[[ガンスリンガー・ガール]]|−|−|項目参照|
|[[キノの旅]]|−|−|項目参照|
|グランド・イリュージョン|映画|フラー捜査官|SP2022&br;アパート捜索時に所持|
|ゴー・ファースト -潜入捜査官-|映画|マレク・ベルガジ捜査官|SP2022&br;BRIの官給品&br;訓練では[[タクティカルライト]]装着|
|~|~|ジャン・ドー|モデルは同上&br;アパートでの銃撃戦で使用|
|~|~|BRI捜査官|モデルは同上&br;アパートでの使用者もあり|
|~|~|リュシアン・マルティネス|モデルは同上|
|~|~|ンジャイ|モデルは同上|
|ゴルゴタ|小説|真田聖人|SP2022&br;自衛官時代の装備|
|シルバー事件|ゲーム|ナカテガワ モリチカ|-|
|シルバー事件|ゲーム|ナカテガワ モリチカ|−|
|[[スパイ エンジェル]]|−|−|項目参照|
|[[ゼロイン>ゼロイン(作品名)]]|−|−|項目参照|
|[[ソードアート・オンライン]]|−|−|項目参照|
|[[ダ・ヴィンチ・コード>ロバート・ラングドン・シリーズ]]|−|−|項目参照|
|天空侵犯|漫画|女性仮面|SP2022|
|~|~|本城 理火&br;山波 康平|女性仮面の遺品|
|[[バイオハザード3]]|−|−|項目参照|
|[[武装中学生]]|−|−|項目参照|
|[[ボーン・アイデンティティー]]|−|−|項目参照|
|[[ボーンシリーズ>ボーン・アイデンティティー]]|−|−|項目参照|
|マルセイユ・ヴァイス|映画|カルロス・ゴメス|SP2340か2009|
|[[ミッション:インポッシブル]]|−|−|項目参照|
|[[ヨルムンガンド]]|−|−|項目参照|
|[[レッド・サイレン]]|−|−|項目参照|
|[[ワイルダネス]]|−|−|項目参照|
|[[ワイルドスピード]]|−|−|項目参照|
|[[ワイルドスピード EURO MISSION>ワイルドスピード]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[シグザウエル社>http://www.sigsauer.de/]]から転載しています。
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