筒状の薬莢内に直径数mmの弾丸(鉛玉)が数個〜数百個納められた「散弾」を使う銃の総称。
発射と同時に散弾から発射された弾丸は広範囲に拡散する(拡散しない物も有るが)ため射程こそ短いが射角、命中率、破壊力のいずれも拳銃弾/小銃弾と比べて桁外れに高い。第一次大戦では塹壕内で頻繁に行われた。近接戦闘で散弾銃は威力を発揮し、その残虐性(被弾すると治療の施しようがない)からジュネーブ条約(ハーグ条約?)で、戦争での使用が禁止されたほどである。もっともアメリカは、有効性ゆえにその後も第二次大戦やベトナム戦争でもこっそり使ってた様だが。
現在でもその制圧力から軍/警察などの治安組織が装備し、命中率の高さから狩猟/クレー射撃用として民間にも広く普及している。
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