*UTAS UTS-15 【散弾銃】
#ref(UTS-15.jpg,center,nolink,UTAS UTS-15)
|全長|銃身長|重量|口径|装弾数(3inシェル時)|製造国|h
|720mm|470mm|2.8kg|[[12ゲージ>ゲージ]]|7+7(6+6)+1|トルコ|

 UTS-15は、トルコの銃器会社UTAS Makineが開発した12ゲージ[[ブルパップ]][[散弾銃]]である。[[トルベロ NS2000]]が初期設計段階で元になっている。元々は[[スミス アンド ウェッソン]]の要請によって開発が開始されたのだが、後にスミスアンドウェッソンはプロジェクトから撤退する。2011年のIDEXで市場に初登場した。

 本銃において外見上、または機構上の大きな特徴になっているのが、銃身の上に2本並列に配置されたチューブラーマガジンである。これは[[ケルテックKSG>散弾銃/ケル・テック KSG]]の真逆にあたる。各マガジンは2 3/4インチシェルで7発、3インチで6発装填できる。マガジン切り替えにはレバースイッチが用いられ、左マガジンからのみの給弾、右マガジンのみからの給弾、左右交互からの給弾を選択できる。
 作動方式は手動式のポンプアクション。ブルパップの本体は炭素繊維入り樹脂で構成されている。[[セイフティ>安全装置]]はピストルグリップの左側で、右側にはメーカー純正フラッシュライトのスイッチを装着する。レシーバートップには[[ピカティニーレール]]が備えられており、光学照準器などの装着が可能。機関部のカバーは上方に展開でき、作動不良を起こした際の対応が迅速かつ容易になっている。バレルはクロムラインドボア、チョークは交換可能。

 方々で多々不具合が指摘されており、評価の低下につながっている。具体的には、マガジンの残弾確認腔が大きすぎ強度の低下やゴミの混入につながっていること、マガジンスプリングの動きが渋いこと、マガジン切り替えスイッチが破損しやすいこと、ダブルフィードや排莢不良等マルファンクションの多発、スプリングが錆びやすい、ストックからグリップまでの距離が短すぎる等。しかし適宜改良は行われており、現在は第三世代型が開発されている。

 UTS-15のバリエーションは、砂漠迷彩の"DESERT"、青色迷彩、金属パーツへのサテンニッケルコーティングがされた"MARINE"、狩猟用森林迷彩、装弾数を増やすための延長プラグ(3発のものと5発のものがある)が付属する"HUNTING"、オリーブドラブの"OD GREEN"、ピンク色迷彩風模様の"MUDDY GIRL"、緑色模様の"ZOMBIE GREEN"(限定品)、一部の州の法律に適応した"7+7 BLACK"、短小化を行った"UTS-9"等がある。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[コール オブ デューティ: ゴースト]]|−|−|項目参照|
|[[バトルフィールド 4]]|−|−|項目参照|

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CENTER:このページの画像は[[UTAS Makine>http://utas-usa.com/default.aspx]]から転載しています。
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